お知らせ新レーベル「ハヤカワ・ミステリ文庫〈my perfume〉」刊行 (2015/10/21) HM文庫は1976年に刊行をスタートし、様々なミステリ・ジャンル(ミステリ・サブジャンル)を開拓してきました。
本格、倒叙物、ハードボイルド、コージー、スパイ・冒険小説、サスペンス、警察小説、ノワール―― 今回同文庫内にレーベル内レーベルとして、新たな方向性をご提案いたします(5作品を毎月連続刊行の予定)。 「ハヤカワ・ミステリ文庫〈my perfume〉」は、海外の women's fiction を訳し、難事・苦難にあっても自分らしくしなやかに生きる女性たちの物語を刊行していきます。 サラ・パレツキーのヴィクのように遠大な事件に巻き込まれるのとはまたちがい、日常の人間関係から生まれる問題に等身大の人物たちがどう向き合っていくのか、が濃やかに描かれていきます。 昭和女子大学の学生のみなさんとともに邦題、デザイン案、キャッチコピーを考え、読者のみなさんに「これは私の物語」と共感していただけるような造りをしてまいります。 第1作『ケチャップ・シンドローム』は、アメリカ探偵作家クラブ賞ヤング・アダルト部門受賞作ですから、ミステリとしてもひねりや興趣に満ちています。 ※〈エンジェルハート〉の香水プレゼントキャンペーンも実施中。詳細は書籍の帯をご覧ください。 『ケチャップ・シンドローム』(アナベル・ピッチャー、吉澤康子訳) |