『フォース・ウィング』2025年本屋大賞翻訳小説部門第1位!

早川書房より2024年9月に刊行いたしましたレベッカ・ヤロス『フォース・ウィング―第四騎竜団の戦姫―』 ( 上・下)(原島 文世 訳)が、2025年本屋大賞翻訳小説部門第1位を受賞いたしました!

全国の書店にて「本屋大賞翻訳小説部門第1位」受賞帯のついた書籍が店頭に並びます。ぜひ、ご一読ください!
また、シリーズ続篇
『フォース・ウィング2―鉄炎の竜たち―』
( 上・下)は4/23日発売です。

「本屋大賞」は書店員のかたがたの投票で選んでいただく賞です。2025年度の今回は、第15回目の本屋大賞翻訳小説部門となります。2023年12月1日?2024年11月30日に日本で刊行された翻訳小説から、書店員のかたがたが自分で読んで「面白かった」、「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」と思った本を選んでいただいています。
■本書のあらすじ
灼けつくような恋と、死を。
竜の騎手たちが魔法の力で国防を担う国ナヴァール。書記官を目指していた二十歳のヴァイオレットは、軍の司令官である母親の命令でバスギアス軍事大学に入学して騎手を目指すことに。だがそこは、入学者の大半が命を落とす死と隣り合わせの場所だった。
新入生の多くはライバルを減らして竜と契りを結ぶため、小柄なヴァイオレットを殺そうとする。また 彼女が所属する第四騎竜団(Fourth Wing)の冷酷な団長ゼイデンも総司令官への恨みから、娘である彼女の命を狙っていた。しかし有能で魅力的な彼にヴァイオレットは強く惹かれてゆき……。
彼女を待ち受ける極限状態での恋、友情、そして命懸けの戦いの行方は――。
試し読みは こちら から
■著者紹介

レベッカ・ヤロス/Rebecca Yarros
現代ものロマンスなどで20作以上の著作があるアメリカの作家。2023年に初のファンタジー作品として
『フォース・ウィング―第四騎竜団の戦姫―』
Fourth Wing を発表、続篇の
『フォース・ウィング2―鉄炎の竜たち―』
Iron Flameとともに、世界的なベストセラーとなる。2025年1月にはシリーズ第3部Onyx Stormが発売され、全米各地で刊行イベントが行われるなど、大きな話題を呼んだ。元軍人の夫、6人の子供、イングリッシュブルドッグ、チンチラ、メインクーンたちとアメリカ・コロラド州に暮らし、ホッケー観戦やギター、コーヒーを楽しむ日々を過ごしている。末子をはじめは里子として引き取り、養子に迎えたのをきっかけに、里親制度の子供を支援するNPOを夫と設立して運営している。