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mRNAワクチンの衝撃 ―コロナ制圧と医療の未来―

【各メディアで続々紹介! 】

・HONZ(12/27)仲野徹氏書評
・毎日新聞(2/19)中村桂子氏書評
・産経新聞(2/6)勝田吉彰氏書評
・日経サイエンス(3月号)森山和道氏書評
・週刊東洋経済(3/5号)佐藤健太郎氏書評
・「基本読書」(12/27)冬木糸一氏ブログ書評


【世界16カ国語に翻訳 日本語版緊急刊行】
ファイザーワクチンをわずか11カ月で開発! ドイツ・ビオンテック社の創業者夫妻に取材した迫真のドキュメント。



「キュリー夫妻以来となる、科学界で最も祝福すべきカップルだ」――≪タイムズ≫紙
「ウール・シャヒンはこのパンデミックの次元の違いを理解していた。私よりずっと早くね」――アンゲラ・メルケル(ドイツ前首相)

WHOのパンデミック宣言に先立つこと6週間、まだ中国以外の地域で死者が報告されていない2020年1月27日。 のちに医薬品製造の歴史におけるあらゆる記録を塗り替えることになる、ドイツの小さなバイオベンチャー企業による大逆転のプロジェクトが始まった――。

ファイザー社と組み、11カ月という常識外のスピードで世界初の新型コロナワクチンの開発に成功したビオンテック社。「医療界のゲームチェンジャー」として一躍脚光を浴びているmRNA医薬の技術で世界の最先端を走るバイオ企業の創業者/研究者夫妻に密着取材した迫真のドキュメント。

監修者のことば (東京大学医科学研究所 石井健教授)

「二人はワクチン開発研究の『カンブリア紀』ともいえる2020年に、最もその進化に成功したチームを率いた夫婦のリーダーとして名を残すだろう。この二人の進化の過程を克明に追った物語がただのサクセスストーリーでないことを読者は最後に知るだろう。すばらしい読後感である」
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商品情報

著者
ジョー・ミラー ウール・シャヒン エズレム・テュレジ
訳者
柴田 さとみ 山田 文 山田 美明
刊行日
2021/12/25
種類
電子書籍
商品コード
0000613896

著者紹介

  • ジョー・ミラー

    《フィナンシャル・タイムズ》紙フランクフルト特派員。ドイツ・マインツに本社のあるビオンテック社で世界初の新型コロナワクチンが開発されるまでの過程を同時進行でつぶさに取材。同社のトップであるウール・シャヒン、エズレム・テュレジ夫妻に密着取材することのできた数少ないジャーナリストである。
  • ウール・シャヒン

    ビオンテック社の共同創業者・最高経営責任者であり、世界初の新型コロナワクチン開発者。ケルン大学で医学を学び、免疫療法で博士号を取得。腫瘍免疫学の分野で数々の業績をあげ、科学論文および特許取得の実績は数百件に上る。mRNA研究への貢献が認められ、2022年にパウル・エールリヒ&ルートヴィヒ・ダルムシュテッター賞を夫婦で受賞。
  • エズレム・テュレジ

    ビオンテック社の共同創業者・最高医療責任者であり、世界初の新型コロナワクチン開発者。ザールラント大学で医学を学び、分子生物学で博士号を取得。腫瘍免疫学の分野で数々の業績をあげ、科学論文および特許取得の実績は数百件に上る。mRNA研究への貢献が認められ、2022年にパウル・エールリヒ&ルートヴィヒ・ダルムシュテッター賞を夫婦で受賞。