第9回ハヤカワSFコンテスト 最終選考結果発表  
8月23日(月)、第9回ハヤカワSFコンテストの最終選考会が東浩紀氏、小川一水氏、神林長平氏、小社編集部長・塩澤の4名により行なわれ、協議の結果、人間六度(にんげんろくど)氏の『スター・シェイカー』が大賞に、安野貴博(あんの・たかひろ)氏の『サーキット・スイッチャー』が優秀賞にそれぞれ決定いたしました。受賞作は早川書房より2022年1月に単行本で刊行予定です。

詳しい選評は〈SFマガジン〉12月号(10月25日発売)に掲載いたします。

第9回ハヤカワSFコンテスト

大賞 
人間六度(にんげんろくど)※「オスタハーゲンの鍵」より改名
『スター・シェイカー』


●あらすじ
テレポート能力が物流インフラとして整備され〈テレポータリゼーション〉社会が到来した未来。事故でテレポート能力を失い失意の生活を送る赤川勇虎は、違法テレポートを駆使する麻薬密売組織から逃げ出した少女ナクサと出会い、組織の刺客に追われる身となる。超越的なテレポート能力に目覚めた勇虎はナクサとの逃亡の果てにこの世界の根幹に関わる秘密を知り、ある決断をする……緊迫のロードノベルが宇宙規模にまで膨れ上がる、ハイパーインフレ瞬間移動SF。

著者略歴:1995年生まれ。愛知県名古屋市出身、東京都在住。日本大学芸術学部文芸学科在籍。


優秀賞
安野貴博(あんの・たかひろ)
『サーキット・スイッチャー』


●あらすじ
人の手を一切介さない“完全自動運転車”が急速に普及した2029年の日本。自動運転アルゴリズムを開発する企業の代表・坂本義晴は、ある日仕事場の自動運転車内で襲われ拘束された。「ムカッラフ」を名乗る謎の襲撃犯は「坂本は殺人犯である」と宣言し尋問を始める。その様子が全世界へライブ配信されるなか、ムカッラフは車が走っている首都高速の封鎖を要求、さもなくば車内に仕掛けられた爆弾が爆発すると告げる……。ムカッラフの狙いは一体何かーーテクノロジーの未来と陥穽を描く迫真のテクノスリラー。

著者略歴:1990年生まれ。東京都出身。ソフトウェアエンジニア。
 
 
日付 : 2021/08/25 照会 : 13439
 
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