瞬間に生きる　―活動するための哲学―

自分のしていることに没頭していれば、恨んでいる暇などない。
ハーバードの若き哲学者が説き語る、現代の幸福論！
われわれが最も自分らしくあるのは、「活動している」ときだ。
それ自体に価値のある活動を、成功するか失敗するかわからない「任務」に変えてしまったとき、私たちの不幸は始まる。「自己統御」「友情」「自然との触れ合い」という三つの美徳がゆがめられ、終わりなき「目標志向」が蔓延する現代において、自己そのもの――同時に世界でもある自己――を取り戻すことはいかにして可能か？　一生モノの哲学書。
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「こんなにたくさんの自己啓発本があるのに、なぜ人はいまだに不幸なのか？本書はこの問いに哲学的な答えを出している。本当の意味での「幸福」の核心に迫る一冊だ」――マイケル・サンデル（ハーバード大学教授）
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