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レダ 3

全世界がぼくの敵だった。ミラは自ら命を絶ち、ファンは永遠に去っていった。イヴとレダとの出会いに端を発した事件は、理想社会たらんとするシティそのものを巻き込み、ついには人類の存亡を左右する重大事となってゆくのだが、自己に目覚めたイヴは、レダへの愛を確かなものにしてゆく。多くのものを失いながらも歩き始める少年の成長を鮮やかに描き、人類のあり方に問題を投げかける未来SF大作完結篇。
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商品情報

著者
栗本 薫
刊行日
2017/03/31
種類
電子書籍
商品コード
0000612027

著者紹介

  • 栗本 薫

    東京生まれ。早稲田大学文学部卒。1977年中島梓名義の「文学の輪郭」で群像新人賞評論部門を受賞。1978年『ぼくらの時代』で江戸川乱歩賞受賞。作家・栗本薫、評論家・中島梓を使い分けて活動。1979年よりスタートしたライフワークともいうべき一大長篇ロマン〈グイン・サーガ〉は、2005年に100巻を達成したが、2009年著者病没により130巻が最終巻となった。著書は『弦の聖域』『魔界水滸伝』『真夜中の天使』など400冊を超える。