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宇宙の眼

観測台から見下ろしていた見学者たちを、突然の災厄が襲った。陽子ビーム加速器が暴走し、60億ヴォルトの陽子ビームが無秩序に放射され、一瞬で観測台を焼き尽くしたのだ! たまたまその場にいた8人は、台が消滅したためにチェンバーの床へと投げ出された。やがて見学者のひとり、ジャック・ハミルトンは、病院で意識を取り戻す。だがその世界は、彼の知る現実世界とは、ほんの少し違っていた……鬼才の幻の名品登場!
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商品情報

著者
フィリップ・K・ディック
訳者
中田 耕治
刊行日
2014/10/30
種類
電子書籍
商品コード
0000611174

著者紹介

  • フィリップ・K・ディック

    1928年、アメリカ出身。作家。代表作に1963年『高い城の男』(ヒューゴー賞)、1968年『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(映画『ブレードランナー』原作)、1975年『流れよ我が涙、と警官は言った』(ジョン・W・キャンベル記念賞)、1978年『スキャナー・ダークリー』(英国SF協会賞)。1982年没。翌年、その功績を記念しアメリカのペーパーバックSF小説の年間最優秀作品を表彰する「フィリップ・K・ディック賞」が創設。