熊と踊れ　上（ハヤカワ・ミステリ文庫）

ハヤカワ・ミステリ文庫創刊40周年記念作品



壮絶な環境で育ったレオ、フェリックス、ヴィンセントの三人の兄弟たち。

友人たちと手を組んだ彼らは、軍の武器庫から大量に銃を盗み出すことに成功する。

それは欧州史上まれに見る連続強盗計画の始まりだった……。

スウェーデンを震撼させた現実の事件をモデルに、怒濤の筆力で書き上げられた最強の北欧ミステリ。





著者紹介


アンデシュ・ルースルンド

Anders Roslund

スウェーデンの作家。英国推理作家協会賞や北欧最大のミステリ賞「ガラスの鍵」賞ほか数々の受賞歴を誇り、

世界的な北欧ミステリ・ブームを牽引する存在。作家ベリエ・ヘルストレムと共著した<グレーンス警部>シリーズは、

累計500万部以上の大ベストセラーとなっている。


ステファン・トゥンベリ

Stefan Thunberg

今回新たにルースルンドをコンビを組んだスウェーデンのシナリオ・ライター。

北欧ミステリの巨匠ヘニング・マンケル原作ドラマの脚本などを担当。

本書のモデルとなった事件の犯人たちとは実の兄弟である。