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単行本
最後の宝(ハリネズミの本箱)
ジャネット・S・アンダーソン
(著)
光野 多惠子
(訳)
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アメリカ中西部のとある町で、少年が悪夢にうなされていた。池が炎をあげて燃えさかる夢だ。おなじころ、カリフォルニアに住む少女が、まったくおなじ夢を見ていた。少年の名前はエルズワース・スミス、少女の名前はジェス・コルビー。本人たちはまだ知らないが、ふたりは遠い親戚にあたる。ふたりとも、いまは亡きジョン・マシュー・スミスの曾々々孫だった。
150年ほどまえ、ジョン・マシューは妻ベッツィーとのあいだに13人の子どもをさずかり、ニューヨーク州スミス・ミルズにくらしていた。ジョン・マシューは子どもたちのため、池と芝生をかこむ敷地に家をいくつも建ててやり、さらに早世した3人の息子をしのぶ建物に宝をかくした。将来、一族にそれが必要となったときには、発見されるようなしかけまでしておいた。2つはすでに見つかり、一族を経済的危機から救いだした。のこる宝は1つ。しかし、現在のスミス一族は、ばらばらになりかけていた。
夢からさめたエルズワース少年は、親戚のエリザベスおばさんからの手紙を受けとる。会ったこともないおばさんが、夏休みに来てくれとたのんでいる。「あなたが必要なのです。それに、もう13才なのだから、自分の一族のことを知り、ジョン・マシューがのこした最後の宝を相続する権利があるはずです」たったひとりの家族である父さんははじめ反対するが、とうとう折れてゆるしてくれる。
長旅のすえ、エルズワースはどうにかぶじにスミス・ミルズにたどりつく。ひざの調子の悪いエリザベスおばさんにかわってむかえに来ていたのは、やはり親戚のキティおばさんだった。かたわらには、その孫娘のジェスが。エルズワースとジェスは息をのむ。ふたりは、うりふたつだったのだ。 エリザベスはエルズワースに、ベン・ロバート(父さん)や、その両親であるRC、イザベル夫婦のことなどを語る。さらに、ジョン・マシューの妻ベッツィーがえがいた絵を見せる。池をまんなかに、ジョン・マシュー、ベッツィーと13人の子どもたちが手をつないで立っている絵で、ふしぎと見るものをひきつける。だが、一族の財政難から、この絵は近く売りに出されることが決まっていた。絵にえがかれた池も、日でりつづきで、いまではかれかかっていた。
エルズワースはジェスとことばをかわし、おなじ火事の夢を見ていたことを知る。エルズワースは、最後の宝をさがしに例の家へ行かないかとさそう。だがジェスは、「おばあちゃんが、あれはのろわれた家だからぜったいに入っちゃいけないって」と、かたくなにこばむ。また、ドワイトという名の一族の老人も、「あの家のカギはすててしまったし、二度と入らないほうがいいんだ」という。このドワイトと、ジョンというべつの老人は、毎朝犬の散歩のたびに顔を合わせるのだが、そのとたんにぷいと横を向いてもどっていく。いったいなにがあって、ふたりはいがみあっているのだろう?
エリザベスの家で、エルズワースは隣家の2階からじっと見つめる人かげを目にする。エリザベスにつたえると、意外な話がはじまった。となりの家には、エルズワースの祖父母が住んでいた。だが、2月に祖母のイザベルが急死し、以来祖父のRCは家にひきこもっている。どうやら、さっきのすがたは祖父だったらしい。エルズワースはこれまで、自分に祖父母がいることさえ知らなかった。RCとベン・ロバートの親子は長いあいだにくみあっており、ベン・ロバートは母親の葬儀にも出席しなかったのだ。
やがて、エルズワースは得意の機械いじりのわざで、ジェスはことばあそびの才能で、宝は例の家の2階にあること、それを取りだすには、ベッツィーの絵にえがかれたのとおなじ、13人の人間の力が必要だということをさぐりだす。だが、いまスミス・ミルズにいるのは10人だけ。しかも、そのうちジョンとドワイトは協力するわけがないし、RCも家から出てはこないだろう。どうすればいいのか? そして、最後の宝はほんとうにスミス一族を救ってくれるのか?
謎ときのワクワク感にくわえて、みずからのルーツをひもといたり、一族の悲しい歴史を知ったり、いがみあっていた親戚どうしを和解させたりと、感動させる場面も多い。緻密な構成と生き生きとしたキャラクターが魅力的な、良質の児童書。
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1,980円
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商品情報
著者
ジャネット・S・アンダーソン
訳者
光野 多惠子
刊行日
2005/06/23
種類
単行本
レーベル
ハリネズミの本箱
日本図書分類/Cコード
8097
判型
46判
ページ数
400
重量
515
商品コード
0000150033
ISBN
9784152500335
著者紹介
ジャネット・S・アンダーソン
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