単行本

ロレンツォ・デ・メディチ暗殺 ―中世イタリア史を覆す「モンテフェルトロの陰謀」―

1478年4月26日、フィレンツェのドゥオーモで、ミサの最中に2人のメディチ家兄弟が襲撃された。弟ジュリアーノは即死。若き当主であり、事実上のフィレンツェ君主である兄ロレンツォは、間一髪で難を逃れた。凶行に及んだ同家の宿敵パッツィ家の関係者は、ことごとく捕らえられ処刑された。世にいう「パッツィ家陰謀事件」である。だが、その後のイタリア史を大きく変えたこのクーデター事件は、いまだに謎を残している――「黒幕」は誰だったのか?
2004 年、この積年の謎はついに解決をみる。気鋭の歴史学者である著者は、ルネサンスに名だたる一人の人物が、時のローマ教皇シクストゥス4世らに宛てた、複数の暗号書簡を発見した。苦労の末解読されたその内容は、彼が教皇と結び、事件に積極的に関わっていたことを示すものだったのだ。
その人物の名は、フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロ。15世紀最強の傭兵隊長にして屈指の芸術パトロンであり、ルネサンス文化興隆の立役者として知られる。そして彼は、襲われたロレンツォ・デ・メディチの盟友と考えられてきた人物だったのだ……。
「イタリアの光」として名を馳せるこの男の、500年にわたって隠されてきた驚くべき素顔とは? この新事実の発見は、我々の歴史観をどのように塗り替えるのか? 華やかなるルネサンス期イタリアの、権謀術数に満ちた裏面を照らしだす、衝撃の歴史ノンフィクション。


■マルチェロ・シモネッタ
Marcello Simonetta
米ウェスリアン大学助教授(イタリア史・イタリア文学)。 1968年イタリア・パヴィーア生まれ。ローマ大学サピエンツァ校卒業後、ドキュメンタリー番組制作に従事。その後渡米し、イェール大学にて、15世紀後期における政治と人文主義の密接な繋がりを研究。2001年、イタリア文学および歴史の分野で博士号を取得。本書で詳しく語られた「パッツィ家陰謀事件」解決のニュースは、発表されるや各国メディアからの注目を集め、解決に至るまでの経緯は2005年にヒストリーチャンネルで放送された。他の著作にRinascimento Segreto: Il mondo del Segretario da Petrarca a Machiavelliなどがある。
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商品情報

著者
マルチェロ・シモネッタ
訳者
熊井 ひろ美
刊行日
2009/02/25
種類
単行本
日本図書分類/Cコード
0022
判型
A5判
ページ数
312
商品コード
0000119533
ISBN
9784152090065

著者紹介

  • マルチェロ・シモネッタ