単行本

絞首台の黙示録

長野県松本で暮らす作家のぼくは、連絡がとれない父・伊郷由史の安否を確認するため、新潟の実家へと戻った。
生後三カ月で亡くなった双子の兄とぼくに、それぞれ〈文〉〈工〉と書いて同じタクミと読ませる名付けをした父。
だが、実家で父の不在を確認したぼくは、タクミを名乗る自分そっくりな男の訪問を受ける。
彼は育ての親を殺して死刑になってから、ここへ来たというのだが……
神林長平、三十六年目の最新傑作にして最大の野心作。



装画:西島大介
装幀:早川書房デザイン室
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商品情報

著者
神林 長平
刊行日
2015/10/22
種類
単行本
日本図書分類/Cコード
0093
判型
46判
ページ数
320
重量
413
商品コード
0000112585
ISBN
9784152095688

著者紹介

  • 神林 長平

    1953年新潟県生まれ。1979年、第5回ハヤカワ・SFコンテスト佳作入選作「狐と踊れ」で作家デビュー。第1長篇『あなたの魂に安らぎあれ』以来、独自の世界観をもとに「言葉」「機械」などのテーマを重層的に絡みあわせた作品を多数発表、SFファンの圧倒的な支持を受けている。『敵は海賊・海賊版』『グッドラック 戦闘妖精・雪風』などの長短篇で、星雲賞を数多く受賞。1995年、『言壺』で第16回日本SF大賞を受賞した。