モサド　―暗躍と抗争の70年史―（ハヤカワ文庫NF）

ヴェールに包まれた

秘密情報機関の実態に迫る！

新章「イランとの暗闘」を加えた決定版


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「導かなければ民は滅びる」――ヘブライ聖書の一節をモットーに、周囲を敵に囲まれたイスラエルの安全保障を支え続ける対外情報機関「モサド」。アイヒマン誘拐、エンテベ空港強襲、シリア核施設爆撃など、今なお語り継がれる成功譚ばかりでなく、失敗に
終わった作戦や他の情報機関との軋轢にも触れつつ、謎に包まれたインテリジェンス組織の実態を浮き彫りにする。対イラン作戦に関する新章を増補した決定版。解説／佐藤優



◆著者紹介

小谷 賢　Ken Kotani

日本大学危機管理学部教授。専門はインテリジェンス研究、イギリス政治外交史。1973年京都生まれ。立命館大学国際関係学部卒業、ロンドン大学キングス・カレッジ大学院修了、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。防衛省防衛研究所戦史部教官、
英国王立防衛安保問題研究所(RUSI)客員研究員、防衛研究所主任研究官を経て現職。主な著書に、『イギリスの情報外交』、『日本軍のインテリジェンス』、『インテリジェンス』、『インテリジェンスの世界史』など、監訳書に『ＣＩＡの秘密戦争』（マーク・
マゼッティ、池田美紀訳、ハヤカワ・ノンフィクション文庫）がある。