文庫

死んでもいい（ハヤカワ文庫JA）

櫛木理宇(著)

『死刑にいたる病』の著者による
傑作ミステリ短篇集登場

「ぼくが殺しておけばよかった」中学三年の不良少年・樋田真俊が刺殺された事
件。彼にいじめられていた同級生の河石要は、取調でそう告白する。自分の手で
復讐を果たしたかったのか、それとも……。少年たちの歪な関係を描いた表題作
など全六篇を収録。人間の暗部に戦慄する傑作ミステリ短篇集。解説／瀧井朝世

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商品情報

著者: 櫛木理宇

刊行日: 2020/04/16

種類: 文庫

レーベル: ハヤカワ文庫JA

日本図書分類/Cコード: 0193

判型: 文庫

ページ数: 352

重量: 176

商品コード: 0000021429

ISBN: 9784150314293

著者紹介

櫛木理宇

1972年新潟県生まれ。2012年『ホーンテッド・キャンパス』で日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞。同年、『赤と白』で小説すばる新人賞を受賞する。著書に〈ホーンテッド・キャンパス〉シリーズ、『死刑にいたる病』（『チェインドッグ』改題）『死んでもいい』『鵜頭川村事件』『殺人依存症』『少年籠城』『骨と肉』などがある。『ホーンテッド・キャンパス』『死刑にいたる病』が映画化、『鵜頭川村事件』が連続ドラマ化。