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第三帝国のオーケストラ
ジャンル:ノンフィクション 伝記/評論 雑学/教養 歴史/政治 
シリーズ:
第三帝国のオーケストラ
ベルリン・フィルとナチスの影
Das Reichsorchester
ミーシャ・アスター(著)
松永 美穂(訳)
佐藤 英(訳)
ISBN:978-4-15-209025-6 刊行日:2009/12/18
2,940円
苦悩のなかで演奏を続けたフルトヴェングラーら音楽家たちの姿を描いた傑作ノンフィクション

困難な時代にフルトヴェングラーは 何を追い求めていたのか

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が世界でもっとも有名なオーケストラの一つであることに、疑問はない。だが、ヒトラーがドイツ首相となった1933年、このオーケストラは経営的に厳しい状況に追い込まれていた。そのとき、指揮者フルトヴェングラーが援助を求めたのは、宣伝大臣ゲッベルスだった。こうしてベルリン・フィルは、「帝国オーケストラ」としてナチス・ドイツのプロパガンダの道具になっていく。

ナチ党への協力と対立、ユダヤ人団員問題、「帝国オーケストラ」としての演奏旅行。そして、音楽の理想と戦争の影の葛藤のなかでむかえたドイツ敗戦……。フルトヴェングラーとカラヤンの時代が過ぎ去ったいま、さまざまな原資料からナチス時代のベルリン・フィルを再現する。


いま、この本が存在するということは驚くべきことだ--そして、もっと前にこの種の本が出版されなかった、ということも。
--ヴォルフ・レペニース(元ベルリン学術研究所所長、社会学者)
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