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ホーム > お知らせリスト >気鋭のアニメ監督・宮地昌幸、初の書き下ろし小説刊行

お知らせ

気鋭のアニメ監督・宮地昌幸、初の書き下ろし小説刊行 (2015/10/22)

『千と千尋の神隠し』の助手を皮切りに、数多くのアニメ作品に携わっている宮地昌幸の、自身初となる書き下ろし小説『さよならアリアドネ』がハヤカワ文庫JAより刊行されました。
 本作の舞台は吉祥寺。33歳のアニメーター・服部政志が、未来から来た正体不明の女性・アリアドネ邦子と共に、時間を旅するラブコメディです。「あなたは15年後、絶対に不幸になります!」と脅しつけられた政志が、最悪の将来を回避するために「ターニングポイントとなる15年後の8月23日、同じ一日を72回繰り返す――」。この不思議な試練の果てに、政志がたどり着くのはどんな未来なのか。そしてアリアドネ邦子に隠された秘密とは何なのか……。
 そんな異色のタイムトラベル・ラブコメ『さよならアリアドネ』の刊行に際して、アニメーションとも宮地監督とも関係の深い方々から推薦コメントを頂戴しております。併せて、吉祥寺の書店BOOKSルーエさまからも熱い推薦コメントを頂きましたので、ご紹介させて頂きます。

 

熱量の高いキャラクターに引き込まれた。
豊かに泣いたり怒ったり笑ったり、
かと思えば、すっと心が小さくうずくまって。
あるある、そういうこと――って頷いてる。
笑って笑って、不意打ちのようにホロリとさせられる、
大好きなタイプの小説でした。

脚本家/大河内一楼氏より

 

あなたが生きているから私がいる。
そんな当たり前のことが、
どれほど奇跡的で愛おしいことか語りかけてくる。
これは21世紀の『素晴らしき哉、人生!』だ。

アニメ評論家/藤津亮太氏より

 

ワルモノを倒すでもなく、世界を救うでもない、
中年男性が悲惨な熟年離婚を回避するためだけの
タイムトラベルというのが妙にリアルで面白い。
社会に出て歳を重ねるにつれ、
人と関わり立場が変わってゆくにつれ、
純粋な自分の気持ちを見栄や外聞や歪なプライドが
少しづつ埋めていってしまう。
ある時振り返って思う、「なんでこうなったんだろう」。
このあるある感。とても他人の気がしない(笑)
夢や希望が現実に置き換わった
いい大人の人たちに読んでもらいたい、シルバーなSF小説です。

BOOKSルーエ/垣平氏より

……大人のためのポップでビターなラブコメディ。あなたの一番近しい人、一番大切な人と一緒にお楽しみください!





 
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