お知らせ経済ジャーナリズムの重鎮による“懺悔の書”? 『シフト&ショック』 (2015/04/21)同じことはまた起こるのか――。
一連の危機は、私たちにこんな疑問を突きつけている。 本書の分析が示す答えは「イエス」だ。 ――日本語版への序文より
経済ジャーナリズムにおける大御所中の大御所、フィナンシャル・タイムズ経済論説主幹のマーティン・ウルフが、渾身の一冊を出しました。 2007年から始まった世界的な金融危機を予見できなかったことへの“懺悔”から始まる本書。世界経済の過去と現状のていねいな分析の背後から浮かび上がってくるのは、「いったい私たちはどこでまちがえたのか?」「なぜ見抜けなかったのか?」「こんな大惨事は二度と起こさない!」という、エコノミストとしての魂の叫びです。 ジョージ・ソロスやベン・バーナンキ、ローレンス・サマーズなど大物たちが本書に賛辞を寄せ、ジョセフ・スティグリッツやポール・クルーグマンらがいち早く有力紙に書評を出しています。まさに業界全体が大注目の一冊です。 日頃から金融をウォッチしている人は必読。世界経済の行く末が心配な人も必読。金融危機について書かれた本がたくさんありすぎて迷っている人も必読です。 本書は、「日本語版への序文」も特別収録しています。日本人がこの本を読む意味についてもしっかり解説されています。ぜひお手にとってくださいませ。 ※こちらは、錚々たる面々を講演者として招くことで有名なロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで、著者のマーティン・ウルフが講演したときの様子です。 |