【新作ウィッチャー】『ウィッチャー カラスの十字路』カバー公開!【全世界で】
早川書房は2025年9月30日にアンドレイ・サプコフスキによる〈ウィッチャー〉シリーズ最新作を刊行します。発売に先立ち、そのカバーをここに公開します。
アンドレイ・サプコフスキはポーランドを代表するファンタジイ作家で、その〈ウィッチャー〉シリーズは、1986年に短篇が発表されて以来、40以上の言語に翻訳され、全世界で3000万部以上を売り上げています。新作『ウィッチャー カラスの十字路(原題:ROZDROŻE KRUKÓW)』は、日本の早川書房を含め、世界中の20以上の出版社が翻訳版を同時刊行します。発売日は2025年9月30日です。

新作『ウィッチャー カラスの十字路』では、主人公は18歳の若きリヴィアのゲラルト。これまで早川書房で刊行してきた5冊のシリーズ長篇、2冊の短篇集、1冊の単独長篇からなる
計8冊の小説作品
、CD Projekt Redの大ヒットゲーム
『ウィッチャー3 ワイルドハント』
、
Netflixの人気ドラマシリーズ
を通じて描かれてきた〈ウィッチャー〉シリーズの中心人物です。
若きゲラルトはウィッチャーの砦ケィア・モルヘンを初めて旅立ち、モンスター、裏切者、新たな友人や旧知の仲間に出会います。そして、ウィッチャーがいかに恐れられ、嫌悪されている存在であるかを知らされていきます。
本書はポーランドで11年ぶりに刊行された〈ウィッチャー〉シリーズの新作です。初めて〈ウィッチャー〉シリーズに触れる読者にも最適な入門書であり、長年のファンにとっても見逃せない必読書となるでしょう。
刊行を楽しみにお待ちください。
(なおこの画像は現時点のものです。刊行時に修正の可能性があります)
アンドレイ・サプコフスキについて
アンドレイ・サプコフスキは現代ファンタジイにおける最も影響力のある作家の一人であり、世界的なベストセラーとなった
〈ウィッチャー〉シリーズ
とHussite三部作の著者です。ウィッチャーのゲラルトを主人公にした短篇小説として始まった物語は、いまや史上もっとも称賛されるファンタジイ・シリーズのひとつです。40以上の言語に翻訳され、累計3000万部以上を売り上げた〈ウィッチャー〉シリーズの小説は、新たな読者を魅了し続けています。
複雑なキャラクター、緻密なプロット、ウィットに富んだ会話のやりとりが高く評価される〈ウィッチャー〉シリーズは、政治的陰謀、民間伝承、危険な冒険を融合させ、現代ファンタジイの定義を塗り替えました。そして、Hussite三部作は、15世紀のフス戦争を舞台に、歴史とファンタジイを融合させるサプコフスキの卓越した手腕を示しています。
デヴィッド・ゲメル・レジェンド賞(2009年)や世界幻想文学大賞 生涯功労賞(2016年)をはじめ、数多くの権威ある賞を受賞。2024年には、フォーブス誌で〈ウィッチャー〉は「史上最高の小説シリーズ30選」に選出されました。
〈ウィッチャー〉は世界的なマルチメディア現象でもあり、CD Projekt Redによる大ヒットゲームやNetflixの人気ドラマシリーズによって幅広い層に高評を得ています。
〈ウィッチャー〉シリーズ既刊については、こちらの記事をご覧ください。
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