海外文学シリーズ「ハヤカワ・プラス」第二弾、2026年7月15日(水)より、全国11店舗にて先行販売開始!

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早川書房が「現代文学の到達点」として年4回お届けする海外文学シリーズ「ハヤカワ・プラス」。第二弾は『オービタル ある一日の16回の夜明け』(サマンサ・ハーヴィー/小澤身和子訳)。本書は、2024年にイギリス最高峰の文学賞であるブッカー賞を受賞しました。

2026年7月24日(金)の一般販売に先立ち、7月15日(水)より全国11書店にて先行販売を開始します。期間中、対象書籍をご購入いただいたお客様には、数量限定オリジナルノベルティをプレゼントします。(お一人様につき一個、無くなり次第終了となります。既にノベルティ配布を終了している店舗もございますので、予めご了承ください)。


■先行販売店
下記11店舗にて先行販売を開始します。

〈北海道〉
三省堂書店 札幌店

〈関東〉
三省堂書店 神田神保町本店
丸善 丸の内本店
紀伊國屋書店 新宿本店
ジュンク堂書店 池袋本店
紀伊國屋書店 横浜店

〈中部〉
三省堂書店 名古屋本店

〈近畿〉
紀伊國屋書店 梅田本店
丸善 京都本店
ジュンク堂書店 三宮店

〈九州〉
丸善 博多店
 

■刊行記念トークイベント開催
7月26日(日)11時より、紀伊國屋書店新宿本店にて刊行記念トークイベントを開催します。本イベントでは、本書を翻訳した小澤身和子さんと、直木賞作家で『火星の女王』著者の小川哲さんが登壇し、『オービタル』の魅力を語り合います。
ト―クイベントのお申し込みは下記URLよりお願いします。

https://store.kinokuniya.co.jp/event/1782463917/

■書誌情報
『オービタル ある一日の16回の夜明け』
サマンサ・ハーヴィー/小澤身和子 訳
定価:2,970円(10%税込)
発売日:2026年7月24日
判型:四六判
ISBN:978-4-15-210533-2

■内容紹介
2024年ブッカー賞受賞作! 宇宙ステーションから地球を見つめる飛行士の物語

舞台は地球軌道上を飛行する国際宇宙ステーション。そこに乗るのは、アメリカ、ロシア、イタリア、イギリス、そして日本から集まった6人の宇宙飛行士たち。彼らは24時間で地球を十六周しながら任務にあたっている。気象データの収集、微生物の観察、無重力の中での眠り、筋力を保つための訓練、家族との短い通信――そんな日常が淡々と積み重なっていく。
400キロ離れた地上から届いた母の死の報せに悲しむ飛行士。壊れかけた結婚に向き合うもう一人の飛行士。やがて巨大な台風が発達し、島へ迫っていくのが見える。眼下の地球は、あまりに遠く、美しい。
いま最も注目されるイギリスの作家が詩的な文体でつづる、宇宙からの地球観測体験記。

■著者紹介
サマンサ・ハーヴィー
1975年、イギリス・ケント生まれ。その後、10代をアイルランドで過ごし、ヨーク、シェフィールド、日本など転々とした。ヨーク大学とシェフィールド大学で哲学を専攻。2009年に『The Wilderness』でデビュー。その後、第二長篇『All Is Song』、第三長篇『Dear Thief』、第四長篇『The Western Wind』を刊行。2023年に本作『オービタル』を刊行、翌年のブッカー賞を受賞した。

■訳者あとがきより
宇宙の田園詩(スペース・パストラル) ──それは、未知の生命体との遭遇や宇宙船の爆発といった、従来のSF的なスペクタクルから最も遠い場所で、宇宙をあくまで「リアリズム」として描く試みのことを指す。これまで宇宙を人が起きて、食事をして、仕事をして、就寝するという日常的な営みが繰り返される静かな生活圏として捉え、これほどまでに慈しむような眼差しで描ききった作家がいただろうか。人間が低軌道に居住するようになって、はや四半世紀。誰もが何らかの形で見たことのあるはずの宇宙の光景を、あの圧倒的で驚くような地球の姿を、言葉で再現しようとしたのが本作だ。

■本書への賛辞
地球を離れて再発見する、愛おしき人間らしさの物語──山崎直子(宇宙飛行士)

『オービタル』が飛行を続けるのはわずか一日。しかし、ここでは一日の意味が異なる。各章を地球の軌道に連動させ、16回の夜明けを描くという構造的な仕掛けは、心地よい目眩を覚えさせるほど巧みだ──ガーディアン紙

サマンサ・ハーヴィーは現代のイギリス人作家の中で、最も大きな驚きを与え続けてくれる一人だ──ザ・ニューヨーカー誌