宇宙クラスの物語を一気読み! GW電子書籍セール

ハヤカワ・オンライン限定で、電子書籍セールを開催中です。
SF・ミステリ・ファンタジイ・文芸・ノンフィクションなど1,700商品以上が最大50%OFF!
ゴールデンウィークは、宇宙クラスの物語をお楽しみください。
■実施期間
2026年4月28日(火)~5月17日(日)
本記事ではセール対象からオススメの作品をよりすぐってご紹介します!
文庫化され、映画の大ヒットとともにさらなる読者の広がりを見せ続ける 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』 。今回同書はセール対象ではありませんが、著者のアンディ・ウィアーの作品は 『火星の人』 『アルテミス』 が早川書房から配信されています。どちらも『プロジェクト・ヘイル・メアリー』と通底するような科学観、人間に対するポジティブな考えなどが垣間見え、負けず劣らずなおもしろさ。現在の海外SFを代表する作家となったアンディ・ウィアーの傑作をぜひゴールデンウィークにお楽しみください!
アンディ・ウィアー
続いてご紹介するのは逢坂冬馬 『ブレイクショットの軌跡』 。本屋大賞を受賞し、コミカライズも果たしたデビュー作 『同志少女よ、敵を撃て』 からナチス体制下のドイツを舞台に描いた 『歌われなかった海賊へ』 を経て、2025年3月に刊行された著者第三作です。9つの物語を通して人間の多様性と不可解さを奇跡のように描き出す、 『同志少女よ、敵を撃て』 を超える最高傑作。この機会にどうぞ手に取ってみて下さい。
逢坂冬馬
ゴールデンウィーク、長めのシリーズにじっくり腰を据えて取り組むのはいかがでしょう。そんなときにオススメなのが 『三体』 から始まる劉慈欣 〈三体〉三部作 です。文庫版を底本とした三部作全5冊がすべて今回のセール対象となっています。また、 『円 劉慈欣短篇集』 『白亜紀往事』 『超新星紀元』 の3冊もセール対象なので、この機会に劉慈欣作品がまとめてお得に読むことができます! 劉慈欣漬けのゴールデンウィークも強く推奨します。
劉慈欣
ギャリー・スティーヴンソンは東ロンドンの貧しい労働者階級生まれ。ただ、彼には並外れた数学の才能があった。在学中に金融取引を模した大会で優勝したことでシティバンクのFXトレーダーとなった彼は狂気的な日常と資本主義の虚無のなかで大金を稼ぐが、それと反比例するかのように心身はすり減って……そんなギャリー・スティーヴンソンの自伝 『トレーディング・ゲーム 天才トレーダーのクソったれ人生』 は、ノンフィクションながら現代を舞台にした波乱万丈の物語を読んでいるかのような興奮を覚えます。
ギャリー・スティーヴンソン
全英ベストセラー1位、暗黒金融自伝!
「格差に賭ければ億万長者になれる。でも、それでいいのだろうか?」
現在はYouTuberに転身した著者が自らの体験をハイテンションなストーリーテリングで赤裸々に告白する、《サンデー・タイムズ》ベストセラー1位のノンフィクション。
ディストピア小説の傑作と名高いジョージ・オーウェル 『一九八四年[新訳版]』 をご紹介します。言わずとしれた文芸小説・SFジャンルのレジェンドですが、かといって敷居が高いこともなく、読み始めるとちゃんとエンターテインメントする物語そのもののおもしろさにあっという間に読み終えてしまうこと請け合い! その強いテーマ性からさまざまな時代に重ね合わせるように読まれてきた作品ですが、それ以前にそもそも一冊の小説としておもしろいからなのだと強く思わせられます。「20世紀世界文学の最高傑作」とも評される本書をぜひこの機会に読んでみてください!
ジョージ・オーウェル
早川書房の物語として、アガサ・クリスティー作品を挙げないわけにはいきません。今回は『アクロイド殺し』をご紹介します。ただ、本作は少しあらすじを掘っていくだけでネタバレの危険性があることから紹介に困る作品でもあります。ですので、まだ読んだことのないかたはすぐにでも 『アクロイド殺し』 を読んでみてください。興味を持ってくださったかたならば、決してその期待を裏切ることはありません。ミステリの手法としてはいまでは超メジャーになった「あの」トリック、どうかネタバレなしで読むことができるチャンスを逃さないでください!
アガサ・クリスティー
「灼けつくような、恋と死を。」“ロマンタジー”という言葉を日本に紹介した傑作シリーズ《フォース・ウィング》。その開幕篇となる 『フォース・ウィング-第四騎竜団の戦姫-』 を紹介します。
ロマンタジーとは「ロマンス+ファンタジー」。ロマンスとしても、ファンタジーとしても素晴らしい作品を指す言葉です。第四騎竜団を舞台に展開されるめくるめく物語は 『フォース・ウィング2―鉄炎の竜たち―』 、そして 『フォース・ウィング3―昏き瞳の竜騎手―』 (こちらは今回のセールの対象ではありません。ご注意ください)と続いていきます。ゴールデンウィークのあいだに異世界にゆっくり旅立つこともオススメです!
レベッカ・ヤロス
安野貴博 『サーキット・スイッチャー』 も必読の一冊。
サスペンス色濃いミステリであり、近未来SFでもある本書ですが、近年ではすっかり人々の間に根付いた「AI」を用いた作品としても出色といえるでしょう。著者の経歴からもそれは容易に想像可能ですし、その想像を簡単に超えてくるおもしろさが本作にはあると思います。しかもこの作品、著者にとってはハヤカワSFコンテスト優秀賞を2022年に受賞したデビュー作なのです。デビュー作にしてこのおもしろさ。AI+小説はここまでおもしろくなるのだ、ということをぜひその目で確かめてみてください。
安野貴博