【2020年代を担うSF作家の代表作】『なめらかな世界と、その敵』などオーディオブック「2月の新作」は4作品!

寒さが身にしみる2月。こたつに入って、温かい飲み物を片手に、耳で物語の世界へ旅してみませんか?「早川書房のオーディオブック」2025年2月の新作として、Audible (オーディブル) から4作品を配信。4作品すべてAudible会員プラン聴き放題対象作品です☆
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伴名 練『なめらかな世界と、その敵』
2020年代を担うSF作家の代表作。
いくつもの並行世界を行き来する少女たちの青春を描く表題作や、ありえたかもしれないもう一つの日本SF史を活写する「ゼロ年代の臨界点」、未曾有の災害が発生した新幹線の乗客と取り残された人々の物語「ひかりより速く、ゆるやかに」など、人の心の距離をめぐる傑作SF集。
冲方 丁『マルドゥック・スクランブル〔完全版〕 3』
それでも、この世界で生きる。
バロットは壮絶な闘いを経て、科学技術発祥の地“楽園”を訪れ、シェルの犯罪を裏付けるデータが、カジノに保管された4つの100万ドルチップ内にあることを知る。チップを合法的に入手すべく、ポーカー、ルーレットを制してゆくバロット。ウフコックの奪還を渇望するボイルドという虚無が迫るなか、彼女は自らの存在証明をかけて、最後の勝負ブラックジャックに挑む。
喪失と再生の完結篇。
冲方 丁『マルドゥック・ヴェロシティ〔新装版〕 1』
戦地において友軍への誤爆という罪を犯した男――ディムズデイル=ボイルド。肉体改造のため軍研究所に収容された彼は、約束の地への墜落のビジョンに苛まれていた。そんなボイルドを救済したのは、知能を持つ万能兵器にして、無垢の良心たるネズミ・ウフコックだった。だが、やがて戦争は終結、彼らを“廃棄”するための部隊が研究所に迫っていた……
『マルドゥック・スクランブル』以前を描く、虚無と良心の訣別の物語。
アガサ・クリスティー『マギンティ夫人は死んだ』
ポアロの旧友スペンス警視は、マギンティ夫人を撲殺した容疑で間借人の男を逮捕した。服についた夫人の血というたしかな証拠で死刑も確定した。だが納得がいっていない警視はポアロに再調査を依頼。未発見の凶器と手掛かりを求め、現場に急行するポアロ。しかし死刑執行は刻々と迫っていた。
2月は、静けさと深さが似合う季節。耳で聴く物語は、目で読むのとはまた違った感動をもたらしてくれます。ぜひ、あなたの冬のひとときに、Audibleの世界を添えてみてください。


