3,000点以上が最大50%OFF! 早川書房 夏のKindle超ビッグセール【文芸】

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早川書房 夏のKindle超ビッグセールが開催中!
セール期間は6月17日(火)から7月14日(月)まで。
SF・ファンタジイ・ミステリ・文芸・ノンフィクションなどがセールの対象となっています。

【セールの対象作品はこちら】

本記事ではセール対象から、注目の文芸作品を厳選してご紹介します。
これまで気になっていたあの名作も、最新の話題作も、お得に手に取れるチャンスです。

まずご紹介する作品はディーリア・オーエンズ 『ザリガニの鳴くところ』
2021年本屋大賞翻訳小説部門第1位を受賞し、映画化も果たした名作です。映像と原作、どちらも味わうことがおすすめ。この機会にぜひどうぞ。

『ザリガニの鳴くところ』
ディーリア・オーエンズ

ノースカロライナ州の湿地で青年の遺体が見つかる。村の人々は「湿地の少女」カイアに疑いの目を向ける。6歳で家族に見捨てられ、人々に蔑まれながらたった一人湿地で生き抜いてきたカイアは果たして犯人なのか

続いてご紹介するのは、チャック・パラニューク 『ファイト・クラブ〔新版〕』 です。
デヴィッド・フィンチャー監督×ブラッド・ピット&エドワード・ノートン主演の映画化以後、創作の原点をパラニューク自らが明かした衝撃の著者あとがきと、アメリカ文学研究者・都甲幸治氏の解説を新規収録した新版です!

『ファイト・クラブ〔新版〕』
チャック・パラニューク

おれを力いっぱい殴ってくれ、とタイラーは言った。事の始まりはぼくの慢性不眠症だ。ちっぽけな仕事と欲しくもない家具の収集に人生を奪われかけていたからだ。ぼくらはファイト・クラブで体を殴り合い、命の痛みを確かめる。タイラーは社会に倦んだ男たちを集め、全米に広がる組織はやがて巨大な騒乱計画へと驀進する――人が生きることの病いを高らかに哄笑し、アメリカ中を熱狂させた二十世紀最強のカルト・ロマンス

マーティン・エイミス 『関心領域』 は、ジョナサン・グレイザー監督によって映画化され、第96回アカデミー賞2部門受賞を果たしました。

「今世紀最も重要な映画」と評された『関心領域』の原作小説をぜひこの機会に手にとってみてください。

関心領域』
マーティン・エイミス
第96回アカデミー賞2部門受賞!「今世紀最も重要な映画」と評された『関心領域』の原作小説――おのれを「正常」だと信じ続ける強制収容所のナチ司令官、司令官の妻との不倫をもくろむ将校、死体処理の仕事をしながら生き延びるユダヤ人。おぞましい殺戮を前に露わになる人間の狂気、欲望、そして──。諷刺と皮肉を得意とする作家エイミスが描きだす、ホロコーストという「鏡」に映し出された人間の本質。

続いてはマーガレット・アトウッド 『侍女の物語』 です。
NHK「100分de名著」でも紹介された、まさに「今読むべき物語」。
ルネー・ノールトがグラフィックノベル化した 『侍女の物語 グラフィックノベル版』 もあわせてお求めください。

侍女の物語』
マーガレット・アトウッド

NHK Eテレ「100分de名著」に登場!「子を産む」道具として扱われる侍女たち
男性絶対優位の近未来社会で、彼女たちは自由を取り戻すために抗う。
ギレアデ共和国の侍女オブフレッド。彼女の役目はただひとつ、配属先の邸宅の主である司令官の子を産むことだ。しかし彼女は夫と幼い娘と暮らしていた時代、仕事や財産を持っていた昔を忘れることができない。監視と処刑の恐怖に怯えながら逃亡の道を探る彼女の生活に、ある日希望の光がさしこむが……。自由を奪われた近未来社会でもがく人々を描く、カナダ総文学賞、アーサー・C・クラーク賞受賞作。

ジョージ・オーウェル 『一九八四年[新訳版]』 をご紹介します。
ディストピアを描いた作品としてあまりにも有名な本書。さまざまな読み方を許容しうる作品でもあります。まだ手に取ったことのないかたはぜひこの機会にどうぞ。

一九八四年[新訳版]​​​​』
ジョージ・オーウェル

“ビッグ・ブラザー"率いる党が支配する全体主義的近未来。ウィンストン・スミスは真理省記録局に勤務する党員で、歴史の改竄が仕事だった。彼は、完璧な屈従を強いる体制に以前より不満を抱いていた。ある時、奔放な美女ジュリアと恋に落ちたことを契機に、彼は伝説的な裏切り者が組織したと噂される反政府地下活動に惹かれるようになるが…。二十世紀世界文学の最高傑作が新訳版で登場

ウィリアム・ゴールディング 『蠅の王〔新訳版〕』 も1963年、1990年の2度映画化された作品。

南太平洋の孤島に漂着した少年たち。なんとか助かるべく、相談しあって救援を待とうとするが、次第に彼らのあいだに亀裂が入っていきます。

『蠅の王〔新訳版〕』
ウィリアム・ゴールディング
飛行機が墜落し、無人島にたどりついた少年たち。協力して生き抜こうとするが、次第に緊張が高まり……。ノーベル文学賞受賞作家による不朽の名作、半世紀ぶりの新訳登場

エルヴェ・ル・テリエ 『異常【アノマリー】』 をご紹介します。
単行本刊行時から大きな評判を呼んでいた本書ですが、文庫版が刊行され読者層がさらに広がっています。フランス文学最高峰のゴンクール賞受賞作でありながら、ミステリ界でも年度ベストに挙げられる程の異色作。そのおもしろさは折り紙付きです!

『異常【アノマリー】​​​​』
エルヴェ・ル・テリエ

良心の呵責に悩みながら、きな臭い製薬会社の顧問弁護士をつとめるアフリカ系アメリカ人のジョアンナ。
穏やかな家庭人にして、無数の偽国籍をもつ殺し屋ブレイク。
鳴かず飛ばずの15年を経て、突如、私生活まで注目される時の人になったフランスの作家ミゼル……。

彼らが乗り合わせたのは、偶然か、誰かの選択か。
エールフランス006便がニューヨークに向けて降下をはじめたとき、異常な乱気流に巻きこまれる。

約3カ月後、ニューヨーク行きのエールフランス006便。そこには彼らがいた。
誰一人欠けることなく、自らの行き先を知ることなく。

最後にご紹介するのはコルソン・ホワイトヘッド 『地下鉄道』 です。
19世紀初頭のアメリカ南部を舞台に、自由を求めて脱出を試みる少女の道行きが鮮やかに描かれます。
ピュリッツァー賞、全米図書賞、アーサー・C・クラーク賞など各賞を受賞したほか、2021年には「地下鉄道~自由への旅路~」としてドラマ化もされました。ドラマと原作、どちらも味わってみてください!

地下鉄道』
コルソン・ホワイトヘッド

19世紀初頭のアメリカ。南部のジョージア州にある農園での奴隷少女コーラは、ある日、自由な北部を目指して農園から逃亡することを決める。轟々たる音を立てて暗い地下を走る鉄道、〈地下鉄道〉に乗って――。しかし彼女の後を、悪名高い奴隷狩り人リッジウェイが追っていた。

このほかにも、文芸作品の名作の数々がお求めやすくなっています!
セールをきっかけに、新たな作品に触れてみてください。

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