3,000点以上が最大50%OFF! 早川書房 夏のKindle超ビッグセール【ミステリ】

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早川書房 夏のKindle超ビッグセールが開催中!
セール期間は6月17日(火)から7月14日(月)まで。
SF・ファンタジイ・ミステリ・文芸・ノンフィクションなどがセールの対象となっています。

【セールの対象作品はこちら】

本記事ではセール対象から、ミステリの注目作を厳選してご紹介します。
これまで気になっていたあの名作も、最新の話題作も、お得に手に取れるチャンスです。

最初にご紹介するのは、早川書房のミステリといえばまずはこの作家のこの作品ともいえる不朽の名作、アガサ・クリスティー 『そして誰もいなくなった』 です。
さまざまな後継作に影響を与えつつ、いま読んでもまったく古びない至高のミステリ体験をぜひどうぞ!

『そして誰もいなくなった』
アガサ・クリスティー

その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が……そして無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく。強烈なサスペンスに彩られた最高傑作。新訳決定版!

続いて馬伯庸 『両京十五日1 凶兆』 をご紹介します。
15世紀、明の時代。南京から北京まで1000km/15日の決死行が描かれる華文冒険小説の一大傑作です! 『このミステリーがすごい! 2025年版』海外編第一位を獲得しました。
圧倒的なリーダビリティを誇る本作。完結篇となる 『両京十五日2 天命』 もセール対象ですので、この機会に一気読みするのはいかがですか?

1425年、明の皇太子・朱瞻基は遷都を図る皇帝に命じられ、首都の北京から南京へと遣わされる。だが、長江を下り南京へと到着したその時、朱瞻基の船は爆破され、彼の命が狙われていることが判明する。朝廷に恨みを持つ、反逆者の仕業なのか? さらに皇帝が危篤との報が届き朱瞻基は窮地で出会った、切れ者の捕吏・呉定縁、才気に満ちた下級役人・于謙、秘密を抱えた女医・蘇荊渓らと南京脱出と北京帰還を目指す。敵が事を決するまで十五日。幾千里にも亘る決死行が、今始まる。歴史サスペンス×冒険小説の超大作!

華文青春ミステリの傑作、陸秋槎 『文学少女対数学少女』 をご紹介します。
自作の推理小説をきっかけに出会った文学少女と数学少女。その邂逅からはじまる4つのストーリイを収録する連作短篇集です。
著者の陸秋槎は日本在住。これまでに刊行された作品はその殆どが邦訳されています。早川書房からも5作が刊行され、すべてが今回のセールの対象に。この機会にぜひ読んでみてください!

高校2年生の“文学少女”陸秋槎は自作の推理小説をきっかけに、孤高の天才“数学少女”韓采蘆と出逢う。彼女は作者の陸さえ予想だにしない真相を導き出して……“犯人当て”をめぐる論理の探求「連続体仮説」、数学史上最大の難問を小説化してしまう「フェルマー最後の事件」のほか、ふたりが出逢う様々な謎とともに新たな作中作が提示されていく全4篇の連作集。華文青春本格ミステリの新たなる傑作! 解説:麻耶雄嵩

M・W・クレイヴン 『ストーンサークルの殺人』 は日本でも大人気となった 《ワシントン・ポー》シリーズ の第一作です。
英国カンブリアを舞台に国家犯罪対策庁の警察官ワシントン・ポーの活躍を描く本シリーズ、現在の最新刊である 『ボタニストの殺人』 (上・下)まですべてが今回のセール対象となっています!

ストーンサークルの殺人』
M・W・クレイヴン

イギリス、カンブリア州のストーンサークルで次々と焼死体が発見された。マスコミに「イモレーション・マン」と名付けられた犯人は死体を猟奇的に損壊しており、三番目の被害者にはなぜか、不祥事を起こして停職中のNCA(国家犯罪対策庁)の警察官「ワシントン・ポー」の名前と「5」の字が刻み付けられていた。身に覚えのないポーは上司の判断で停職を解かれ、捜査に合流することに。そして新たな死体が発見され……英国推理作家協会賞最優秀長篇賞ゴールドダガー受賞作。

日本人作家の作品にも注目作がずらり。まずは逢坂冬馬 『歌われなかった海賊へ』 です。著者の第2作となる本書では1944年のナチ体制下のドイツを舞台に、「究極の悪」に反抗した少年少女の姿が描かれます。
今回のセールで対象となる逢坂冬馬作品は本書のみ。この機会に著者が織りなす世界観のさらなる魅力を味わってみてください。

1944年、ナチス体制下のドイツ。父を処刑されて居場所をなくした少年ヴェルナーは、体制に抵抗しヒトラー・ユーゲントに戦いを挑むエーデルヴァイス海賊団の少年少女に出会う。やがて市内に建設された線路の先に強制収容所を目撃した、彼らのとった行動とは?

櫛木理宇 『死刑にいたる病』 をご紹介します。
いまだ2022年の映画化作品の衝撃も鮮やかに思い出されますが、映画のみで原作に手を付けていない方にはぜひこちらもお試しいただきたいです。映画と相互に補完しあい、さらなるおもしろさを味わえるはず。
シリアルキラーものの傑作、ぜひ読んでみてください。

『死刑にいたる病』
櫛木理宇​​​​
鬱屈した日々を送る大学生、筧井雅也(かけいまさや)に届いた一通の手紙。それは稀代の連続殺人鬼・榛村大和(はいむらやまと)からのものだった。「罪は認めるが、最後の一件だけは冤罪だ。それを証明してくれないか?」地域で人気のあるパン屋の元店主にして、自分のよき理解者であった大和に頼まれ、事件の再調査を始めた雅也。その人生に潜む負の連鎖を知るうち、雅也はなぜか大和に魅せられていき……一つ一つの選択が明らかにしていく残酷な真実とは。
『チェインドッグ』を改題・文庫化。

続いては斜線堂有紀 『楽園とは探偵の不在なり』 です。
「二人以上殺した者は“天使”によって即座に地獄に引きずり込まれる」世界。大富豪の招きに応じて孤島を訪れた探偵でしたが、島では起きるはずのない連続殺人が発生し……。
孤島×館の本格ミステリの新たな傑作をぜひこの機会にどうぞ!

二人以上殺した者は“天使”によって即座に地獄に引き摺り込まれるようになった世界。細々と探偵業を営む青岸焦(あおぎしこがれ)は「天国が存在するか知りたくないか」という大富豪・常木王凱(つねきおうがい)に誘われ、天使が集まる常世島(とこよじま)を訪れる。そこで青岸を待っていたのは、起きるはずのない連続殺人事件だった。かつて無慈悲な喪失を経験した青岸は、過去にとらわれつつ調査を始めるが、そんな彼を嘲笑うかのように事件は続く。犯人はなぜ、そしてどのように地獄に堕ちずに殺人を続けているのか。最注目の新鋭による、孤島×館の本格ミステリ。

皆川博子 『開かせていただき光栄です-DILATED TO MEET YOU-』 は18世紀英国を舞台に展開される傑作歴史ミステリ・シリーズの第一巻です。
『アルモニカ・ディアボリカ』 『インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー』 と続く三部作はすべて今回のセール対象ですので、ぜひこの機会にまとめ読みを推奨します!

18世紀ロンドン。外科医ダニエルの解剖教室から、あるはずのない屍体が発見された。四肢を切断された少年と顔を潰された男性。増える屍体に戸惑うダニエルと弟子たちに、治安判事は捜査協力を要請する。だが背後には、詩人志望の少年の辿った稀覯本をめぐる恐るべき運命が……解剖学が先端科学であると同時に偏見にも晒された時代。そんな時代の落とし子たちがときに可笑しくときに哀しい不可能犯罪に挑む。

このほかにも、名作ミステリの数々がお求めやすくなっています!
セールをきっかけに、新たな作品に触れてみてください。

【セールの対象作品はこちら】