3,000点以上が最大50%OFF! 早川書房 夏のKindle超ビッグセール【7月14日(月)まで】 【SFジャンル厳選】

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早川書房 夏のKindle超ビッグセールが開催中!
セール期間は6月17日(火)から7月14日(月)まで。
SF・ファンタジイ・ミステリ・文芸・ノンフィクションなどがセールの対象となっています。

【セールの対象作品はこちら】

本記事ではセール対象から、SFジャンルの注目作を厳選してご紹介します。
これまで気になっていたあの名作も、最新の話題作も、お得に手に取れるチャンスです。

まずご紹介したいのは、サイバーパンクの金字塔にして、ウィリアム・ギブスンの代表作 『ニューロマンサー』 です。1984年の刊行以来、SF文学に革命をもたらした本作は、今なお新鮮な衝撃を放ち続けています。
現在開催中のセールでは、この『ニューロマンサー』を含む、ギブスン作品のうち『ディファレンス・エンジン』を除く全9作品が対象となっており、近未来を描いた革新的な物語の数々をお得に手に取るチャンスです。

『ニューロマンサー』
ウィリアム・ギブスン

サイバーパンクの原点にして金字塔。〈ヒューゴー賞/ネビュラ賞受賞〉かつて電脳空間を自在に飛び回ったコンピュータ・カウボーイ、ケイス。能力を奪われ空虚な日々を過ごしていた彼のもとに、危険な仕事の依頼が舞い込む。再び“電脳”の闇へと飛びこむその先に、待ち受けていたものとは──。

あわせてご紹介したいのが、短篇集 『クローム襲撃』 です。

『クローム襲撃』
ウィリアム・ギブスン

電脳空間を駆けるスーパーハッカーたちが、情報の砦を強襲する──。『ニューロマンサー』の原点がここに。疾走感あふれる表題作「クローム襲撃」、モリイの過去を描く「記憶屋ジョニイ」など、全10篇を収録。
サイバーパンクを切り拓いたギブスン初期傑作集。

さらに朗報として、これまで他社から刊行されていた4作品を含む、ウィリアム・ギブスンの邦訳作品5点が、ついに早川書房より電子書籍として一挙に配信開始されました!


これにより、現在入手可能なギブスンの邦訳作品は、すべて早川書房の電子書籍で読めるようになりました。サイバーパンクの代表的な作家として、現代SFに多大な影響を与え続けるギブスンの世界を、この機会にぜひご堪能ください。

次にご紹介するのは、1978年の日本初刊行以来、世代を超えて読み継がれてきた不朽の名作。ダニエル・キイスによる感動の傑作、 『アルジャーノンに花束を〔新版〕』  です。

32歳で知能が幼児並みだったチャーリイ・ゴードンは、ある手術によって飛躍的な知性を得ます。しかし、知能の向上とともに、人との関わりや愛情、孤独、そして感情の複雑さに直面していくことに──。
その変化を綴ったチャーリイの記録は、今なお多くの読者の心を強く揺さぶり続けています。

また、声優・池澤春菜さんによる奇跡のオーディオブック化も実現!  『アルジャーノンに花束を 〔新版〕』 の世界が、優しく繊細な朗読でさらに深く心に響きます。読書とあわせて、耳からもぜひご体験ください。

続いては、中国SFの金字塔、劉慈欣〈三体〉三部作をご紹介。

今回のセールでは、文庫版をベースとした全5冊( 『三体』 『三体Ⅱ 黒暗森林 上下巻』 『三体Ⅲ 死神永生 上 下巻』 )が対象となっています。

そして、劉慈欣〈三体〉三部作の最終巻『死神永生』では、ついに物語が壮大なクライマックスへ!
太陽系に迫る三体文明の脅威に対抗すべく、人類が選んだ切り札は――敵艦隊にひとりのスパイを送り込むという、前代未聞の「階梯計画」。この奇抜な作戦を導いたのは、若き女性エンジニア・程心(チェン・シン)。計画の成否を握るのは、孤独な男・雲天明(ユン・ティエンミン)。ふたりの運命が交わるとき、宇宙の未来が大きく動き出します。

さらに、劉慈欣の短篇集 『円 劉慈欣短篇集』 『時間移民 劉慈欣短篇集Ⅱ』 、長篇 『白亜紀往事』 『超新星紀元』 の4冊もラインナップ。

中国SFの最前線を体感できるこの機会に、ぜひまとめて読破をおすすめします。

孤独な宇宙ミッションの果てに待つものは──。科学の妙と人間ドラマが見事に融合した、アンディ・ウィアーの話題作 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』 『火星の人』 の著者が描く本作は、映画化も控え、物語のスケールと感動がますます注目を集めています。

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』
​​アンディ・ウィアー

大ヒット映画『オデッセイ』原作のアンディ・ウィアー最新作が、ついに映画化決定!
未知の物質によって太陽エネルギーが減少し、地球は氷河期の危機に直面。
謎を解き、滅亡を食い止めるため、ひとり宇宙へと旅立った男に託されたのは──人類を救う、たったひとつの希望。
『火星の人』で火星サバイバルを描いたウィアーが、今度は“地球そのもの”を舞台に描く、極限のエンターテインメント!

まだ読んだことのないあなたも、この機会にぜひ手に取ってみてください。

その他、 『アルテミス』 などアンディ・ウィアーの人気作も、セール対象になっています。

SF文学の古典かつ巨星、スタニスワフ・レムによる不朽の名作 『ソラリス』 をご紹介します。
1961年に発表されて以来、哲学的な問いと深遠なテーマで多くの読者を魅了し続けてきた本作は、宇宙を舞台にした心理サスペンスとも言える一大叙事詩です。

『ソラリス』
​​スタニスワフ・レム

物語は、人類未踏の惑星ソラリスの調査基地を舞台に、惑星の知的生命体が調査隊員の潜在意識を映し出し、記憶や感情が実体化していく様子を描きます。
科学と心理の境界で揺れる登場人物たちの葛藤を通して、人間や知覚の本質を深く問いかける名作です。

なお、今回のセール対象外ではありますが、 『ソラリス』 は今年よりコミック版も刊行されています( 上巻 下巻 )。
原作の深遠な世界観をビジュアルで楽しめるので、原作とあわせての読破もぜひおすすめです。

愛猫とともにすべてを失った天才発明家──彼が託した最後の希望は、未来にある「夏への扉」。
1956年に発表され、半世紀以上にわたり読み継がれるロバート・A・ハインラインの名作 『夏への扉〔新版〕』
時を越えて蘇る「やり直し」の物語は、今なお多くの読者に希望とあたたかさを届け続けています。

『夏への扉〔新版〕』
​​ロバート・A・ハインライン

信頼していた人々に裏切られ、人生を奪われた男が最後に選んだのは──冷凍睡眠。
そして30年後の未来で目覚めた彼は、かつて失ったものを取り戻すために動き出す。
科学と感情、理想と再生。静かな情熱とユーモアが宿る本作は、読み終えたあと、ふと“人生をやり直す勇気”をくれる一冊です。

まだ読んだことのないあなたも、この機会にぜひ手に取ってみてください。
あわせて、 『月は無慈悲な夜の女王』 をはじめとするハインラインの名作群も、手に取りやすいこのタイミングでぜひ。

 

続いて、日本人作家の数々の傑作をご紹介していきます。

生成AIをはじめとする技術革新が加速するいま、現実と地続きの「AI近未来」SFに注目が集まっています。そんな時代の空気を鋭く、そして軽やかに描き出すのが、安野貴博の話題作 『松岡まどか、起業します AIスタートアップ戦記』 『サーキット・スイッチャー』 です。 

日本有数の大企業・リクディード社のインターンから一転、理不尽な内定取り消し──さらに謎のスカウトに騙され、「1年以内に時価総額10億円の会社を起業せよ」という無理ゲーを課せられた女子大生・松岡まどか。
だが彼女は、AIを武器に、時代の荒波を乗り越えていく。令和の日本を舞台に描かれる、痛快AIベンチャー成長ストーリー!

完全自動運転が実現した2029年の東京。アルゴリズム開発者・坂本義晴は、車内で謎の男に拘束される。「あなたは殺人犯だ」──動画配信とともに始まる尋問、爆弾、首都高封鎖の要求。
密室と化した車内で、命をかけた頭脳戦が始まる。現役AIエンジニア作家が描く、緊迫の“近未来×サスペンス”!

現実とフィクションの境界がますます曖昧になる今だからこそ、AI時代の人間の在り方を問う2作を、この夏の読書リストに加えてみませんか?

一億年先の未来に向けて、人類は“観測”を始めた──その先に映し出されたのは、自分たちの可能性と限界だった。
第12回ハヤカワSFコンテスト《大賞》受賞作 『一億年のテレスコープ』 は、静かに熱く心を打つ、新たなハードSFの傑作です。

子どもの頃から星空に魅せられた鮎沢望(のぞむ)は、独自の超長基線電波干渉計ネットワークの構想を描く。
友人や仲間とともに計画を進めるその一歩が、人類を銀河文明へと導く。
ファーストコンタクトSFの世界水準を軽やかに更新する、傑作宇宙探査SF!

史上初! 単行本化前のSFマガジン連載で星雲賞日本長編部門を受賞した 『Gene Mapper -full build-』 『オービタル・クラウド』 ──藤井太洋が挑む、近未来SFの最前線 『マン・カインド』

2045年、国際独立市テラ・アマソナスの指導者チェリー・イグナシオが、軍事企業〈グッドフェローズ〉の捕虜を銃殺する。この虐殺をレポートしようとした迫田城兵は事実確認プラットフォームにより配信を拒否されてしまう。果たして人類に何が起こっているのか?

最期にご紹介するのは、ありふれた日常の中に、ふと現れる“宇宙のヤバさ”──。
宮澤伊織が贈る、知的興奮と切なさに満ちた傑作連作集 『ウは宇宙ヤバイのウ!〔新版〕』

地球滅亡まで、あと三日。記憶を失った女子高生の正体は──宇宙エージェント!?隕石の衝突と異星人の侵略が迫るなか、高校生・久遠空々梨は、自らの過去と世界の命運に向き合っていく。宇宙がヤバイ! 疾走感あふれるタイムリープ×スパイ×侵略SF。

7月には待望の続篇も刊行予定。
“ヤバイ宇宙”をめぐる壮大な冒険、その始まりを今こそ振り返ってみませんか?
『裏世界ピクニック』シリーズ とあわせて読むと、さらに深く楽しめます。

このほかにも、数ある名作・ベストセラーの数々がお求めやすくなっています!
セールをきっかけに、新たな作品に触れてみてください。

【セールの対象作品はこちら】