早川書房創立80周年記念第1弾、ハヤカワ1000冊電子書籍セール!

現在開催中の「早川書房創立80周年記念 第1弾 ハヤカワ1000冊電子書籍セール」。早川書房の電子書籍から選びぬかれた1,000点以上の作品が最大50%OFFです。
セール期間は5月1日(木)から22日(木)まで。
SF・ミステリ・文芸・ノンフィクションなどがセールの対象となっています。
本記事ではセール対象からオススメの作品をよりすぐってご紹介します!
まずは 劉慈欣 〈三体〉三部作 です。文庫版を底本とした三部作全5冊がすべて対象となりました。 『円 劉慈欣短篇集』 『白亜紀往事』 『超新星紀元』 の3冊もセール対象なので、この機会にまとめ読み推奨です。

劉慈欣
アンディ・ウィアー 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』 は、現在の海外SFを代表するタイトルのひとつです。いまもなお読者層を増やし続ける脅威のおもしろさ!

アンディ・ウィアー
まだ読んだことのない貴方もこの機会にぜひ! その他、 『火星の人 』 『 アルテミス 』などアンディ・ウィアーの作品がセール対象になっています。
続いて、日本人作家の数々の傑作をご紹介していきます。まずは安野貴博 『松岡まどか、起業します AIスタートアップ戦記』 から。

安野貴博
続いては伊藤計劃 『虐殺器官』 。アニメ映画化もされた「ゼロ年代最高のフィクション」をぜひ楽しんでください。

伊藤計劃
米軍大尉クラヴィス・シェパードは、その混乱の陰に常に存在が囁かれる謎の男、ジョン・ポールを追ってチェコへと向かう……彼の目的とはいったいなにか? 大量殺戮を引き起こす“虐殺の器官”とは? ゼロ年代最高のフィクションが電子書籍版で登場。
ゼロ年代の日本SFにおける金字塔のひとつ、小川一水 『《天冥の標》合本版』 も今回のセールの対象となっています。シリーズそれぞれ単独でもセールの対象ですが、合本だと少しお得になりますので、はじめて読む方にはこちらがオススメ。めくるめくおもしろさにページを繰る手が止まらなくなるはずです。

小川一水
ノンフィクションの話題作も多数セール対象となっています。まずはダロン・アセモグル&ジェイムズ・A・ロビンソン 『国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源』 から。著者の2人はサイモン・ジョンソンとともに2024年にノーベル経済学賞を受賞しました。

ダロン・アセモグル&ジェイムズ・A・ロビンソン
『銃・病原菌・鉄』のジャレド・ダイアモンド、ノーベル経済学賞の歴代受賞者が絶賛する全米ベストセラー!
本書は早川書房刊『国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源』4刷(二〇一三年八月発行)の単行本を底本とした電子書籍版です。 文庫版の解説・付録は含まれていませんので、ご注意ください。
続いてはダニエル・カーネマン 『ファスト&スロー』 。行動経済学を世界に知らしめた名著をぜひこの機会に読んでみてください。

ダニエル・カーネマン
『これからの「正義」の話をしよう ──いまを生き延びるための哲学』 『実力も運のうち 能力主義は正義か?』 の2作をご紹介します。
早川書房のノンフィクション作品はマイケル・サンデルの諸作なくしては語れません。
マイケル・サンデル
哲学は、机上の空論では断じてない。金融危機、経済格差、テロ、戦後補償といった、現代世界を覆う無数の困難の奥には、つねにこうした哲学・倫理の問題が潜んでいる。この問題に向き合うことなしには、よい社会をつくり、そこで生きることはできない。
アリストテレス、ロック、カント、ベンサム、ミル、ロールズ、そしてノージックといった古今の哲学者たちは、これらにどう取り組んだのだろう。彼らの考えを吟味することで、見えてくるものがきっとあるはずだ。

マイケル・サンデル
世代を超えて愛され続ける不朽の名作をいくつかご紹介します。
まずはダニエル・キイス 『アルジャーノンに花束を〔新版〕』 。「不朽の名作」とはまさにこの作品を指すために存在するのではないかとふと思わされます。世代を超えて読者の心を掴み続けるその魅力をこの機会にぜひ味わってみてください。

ダニエル・キイス
ミステリにおける「不朽の名作」といえばやはりアガサ・クリスティー。もちろん数々の傑作を発表してきたクリスティーですが、やはり1冊選ぶのであれば 『そして誰もいなくなった』 を選びたくなります。この機会にぜひどうぞ。

アガサ・クリスティー
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』 をご紹介します。映画「ブレードランナー」の原作である本書、映画の世界を思い浮かべながら読み進めるのもまたおもしろいものです。
SFにおける不朽の名作も数限りなく存在しますが、今回は
フィリップ・K・ディック
最後にご紹介するのはディーリア・オーエンズ 『ザリガニの鳴くところ』 。映画化作品も大きな話題を呼びましたが、やはりこの作品の魅力は原作を読んでこそ伝わるのではないかと思います。映画だけ見て原作は手に取っていなかったみなさまも、この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ディーリア・オーエンズ