わたしが看護師だったころ──命の声に耳を傾けた20年
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《ガーディアン》紙ほか年間ベストブック選出、「優しさ」を仕事にした日々の回顧録
看護師として働いた20年間は、わたしから多くを奪った。けれど、それよりもずっと多くのものを与えてくれた。
あるときは新生児病棟で、生きるために闘っている未熟児の世話をし、
あるときは外来で、震えている孤独な患者に甘い紅茶を手渡し、
あるときは内科病棟で、認知症の患者を抱きかかえながらベッドシーツを換え、
またあるときは、火災で致命傷を負った少女の髪から煙の匂いが消えるまで、ハンドソープで洗い続ける。
看護とは、「優しさ」という言語を使ったコミュニケーションなのだ。
ロンドンの国営病院で看護師として20年間働き、現在は小説家として活躍する著者によるメモワール。
《サンデー・タイムズ》No. 1ベストセラー
《ガーディアン》《デイリー・テレグラフ》ほかで年間ベスト・ブック
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