さっさと不況を終わらせろ
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ノーベル経済学賞受賞の経済学者が消費税10%を先送りにさせた!?
まさか本書で主張している政策を
もっとも忠実に実施するのが、
この日本になろうとは……。
(山形浩生/本書解説より)
リーマンショック以来、米国をはじめ世界経済は低迷したままだ。EUでは経済破綻に直面する国も出現し、日本ではデフレと低成長、そして赤字国債の増大が続く。財政難に陥った国家は緊縮財政や増税を試みるが、ところがそれは「大まちがい!」と著者は断言する。景気を回復するために各国政府と中央銀行がなすべきことは何か? ノーベル経済学賞受賞者が核心に迫り提言する。書下ろし序文「日本は不況を終わらせるか?」収録。
◆著者紹介◆
ポール・クルーグマン Paul Krugman
1953年ニューヨーク州生まれ。マサチューセッツ工科大学教授、スタンフォード大学教授を経て、現在プリンストン大学教授、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授。大統領経済諮問委員会の上級エコノミスト、世界銀行などの経済コンサルタントを歴任。ニューヨークタイムズ紙の辛口コラムニストとしても絶大な人気を誇る。1991年、40歳以下の最も優れた経済学者に贈られるジョン・ベイツ・クラーク賞受賞。2008年、ノーベル経済学賞受賞。著書に『世界大不況からの脱出』『格差はつくられた』『嘘つき大統領のデタラメ経済』『グローバル経済を動かす愚かな人々』(以上早川書房刊)、『そして日本経済が世界の希望になる』『クルーグマン教授の経済入門』ほか多数。
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