致死量未満の殺人
商品詳細
著者 |
三沢 陽一 |
ISBN |
9784152094117 |
雪に閉ざされた山荘で、才色兼備で鳴らした女子大生・弥生が毒殺される。
容疑者は一緒に宿泊していた同じ大学のゼミ仲間4人
――龍太、花帆、真佐人、圭。
外の世界から切り離された密室状況で、同じ食事、
同じ飲み物を分け合っていたはずなのに、
犯人はどうやって弥生だけに毒を飲ませることができたのか。
警察が到着するまで、残された4人は推理合戦を始める……
そして15年後の雪の降る夜。
花帆と夫の営む喫茶店を訪れたのは、
卒業以来、音信不通の龍太だった。
あと数時間で時効を迎える弥生の事件は、
未解決のまま花帆たちの人生に拭いきれない影を落としていた。
しかし、龍太はおもむろに告げる。
「弥生を殺したのは俺だよ」
たび重なる推理とどんでん返しの果てに明かされる驚愕の真相とは?
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