Kitano par Kitano──北野武による「たけし」
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あのたけしが外国人ジャーナリストに本音を激白。 大反響を呼んだベストセラー!
コメディアンとしての出発から、テレビの顔、俳優、そして日本を代表する映画監督となるまで――。多面体「世界のキタノ」の本音に、フランスの敏腕ジャーナリストが5年越しの取材で迫る。生い立ちとエンターテインメントへの憧れ、亡き師匠との思い出、自作映画の解題、バイク事故で生死の境をさ迷った時の感慨、日本に対する思いまで、ひとりの「天才」の栄光と挫折を引き出した名インタビュー、待望の文庫化/解説 斎藤環
■著者紹介
北野武(ビートたけし)
Takeshi Kitano
1947年1月18日、東京生まれ。映画監督、俳優、コメディアン。浅草フランス座での修業時代を経て、漫才コンビ、ツービートを結成。漫才ブームを牽引し、テレビ界での地歩を確立。1989年に映画界に進出、『その男、凶暴につき』で鮮烈な監督デビューを飾る。その後、次々と刺激的な作品を発表し、世界各国で高い評価を受ける。『ソナチネ』(1993)は、BBCの「21世紀に残したい映画100本」に選出。『HANA‐BI』(1997)がベネチア国際映画祭金獅子賞、『座頭市』(2003)が同映画祭銀獅子賞を受賞するなど、数々の栄誉に輝く。俳優としても、『血と骨』(崔洋一監督、2004)に主演し、キネマ旬報主演男優賞を受賞。
2010年3月、映画監督及びコメディアンとしての長年の功績に対し、フランス政府より芸術勲章の最高章コマンドール章を授与される。2012年秋に、最新映画『アウトレイジ』の続篇が公開予定。
ミシェル・テマン
Michel Temman
ジャーナリスト。フランスの日刊紙リベラシオンの日本特派員。主な著書に『アンドレ・マルローの日本』。
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