逢坂冬馬さん『同志少女よ、敵を撃て』が第166回直木賞候補作に選ばれました  
第166回直木賞候補作に、逢坂冬馬さん『同志少女よ、敵を撃て』が選ばれました。選考会は2022年1月19日に行われる予定です。

『同志少女よ、敵を撃て』は第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞時、史上初、全選考委員が 5点満点をつけた逢坂冬馬さんのデビュー作です。

独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマが女性狙撃手として成長していく姿を描いた本作は、多くの読者・書評家・書店員のみなさまより多大なる支持を受け、発行部数は7万2,000部となりました。

著者メッセージ
「無名の新人の作を歴史ある直木賞候補に選出いただき、驚きと感謝の気持ちで胸がいっぱいです。審査は選考委員の皆様にお任せし、結果がどうであれ己の糧として受け入れ、今後も邁進していきたいと思います。また、商業出版のことを何も知らない私を一から支えてくださった早川書房の皆様にこの場を借りて感謝いたします」

【著者略歴】逢坂冬馬(あいさか とうま)
1985年生まれ。明治学院大学国際学部国際学科卒。本書で、第11回アガサ・クリスティー賞を受賞してデビュー。埼玉県在住。

【アガサ・クリスティー賞】
株式会社早川書房と公益財団法人早川清文学振興財団が共催する小説の新人賞。
本格ミステリをはじめ、冒険小説、スパイ小説、サスペンスなど、アガサ・クリスティーの伝統を現代に受け継ぎ、発展、進化させる総合的なミステリ小説を対象とし、新人作家の発掘と育成を目的としています。
英国アガサ・クリスティー社の協力を得ています。

 
 
日付 : 2021/12/17 照会 : 15906
 
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