ミステリ研究家の松坂健氏ご逝去のお知らせ  
ミステリ研究家で、元雑誌編集者で、観光学研究者の松坂健氏が、10月8日午前10時52分、すい臓がんのため、東京都のご自宅にて逝去されました。享年72。葬儀は近親者のみでとりおこないます。喪主は妻・晴恵氏。

1949年東京生まれ。慶應義塾大学在学中から現在にいたるまで、《ミステリマガジン》に多くのミステリ評論や書評を寄稿してくださいました。また特集企画などでも、何度もご協力いただいていました。

著書に『ペーパーバックス読書学』(深野有名義)、『「食」ベンチャーのキーワード』、『ホスピタリティ進化論―いまさら「ホスピタリティ」なんて!?』があり、11月には瀬戸川猛資氏と共著の『二人がかりで死体をどうぞ -瀬戸川・松坂ミステリ時評集-』を刊行予定。松坂氏がかかわった『ミステリ・ベスト201』や『東西ミステリーベスト100』、『大アンケートによるミステリーサスペンス洋画ベスト150』は、名ミステリ・ガイドとして知られています。ほかに『運命の森-アドベンチャーゲームブック(3) 』(イアン・リビングストン)をはじめとするゲームブックの訳書があります。
心よりご冥福をお祈りします。
 
 
日付 : 2021/10/08 照会 : 10038
 
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