ゴッホの耳―天才画家 最大の謎―
商品詳細
各紙絶賛! 著者出演のBBCドキュメンタリーが放送
彼はなぜ耳を切ったのか?
衝撃の事件をめぐる128年目の真実
1888年12月、南フランスのアルル。画家のフィンセント・ファン・ゴッホ(1853-90)は自らの片耳を切り落とす――
彼はなぜこんな衝撃的な事件を引き起こしたのか?
新発見資料を通して、美術館だけでは知り得ないゴッホが生きた世界が浮かび上がる。
娼館の女将や娼婦、カフェのパトロンや警察、彼が愛した弟のテオ、芸術家たち、そして同居したゴーギャン。
耳を贈られた謎の女性「ラシェル」とは何者なのか?
また、ゴッホが切ったのは耳たぶなのか、それとも耳全体をそぎ落としたのか?
「天才画家」ゴッホの知られざる一面をあぶり出す傑作ノンフィクション。
解説/斎藤環
装画:『自画像』フィンセント・ファン・ゴッホ 1888年11-12月 アルルにて 提供/アフロ
装幀:仁木順平
著者紹介
バーナデット・マーフィー
Bernadette Murphy
イギリス生まれ の作家。成人してから南フランスに移住し、さまざまな仕事に従事するなかで、アルル時代のゴッホについて調べ始める。デビュー作となる本書は大きな反響を呼び「BBC RADIO 4」が選ぶ「BOOK OF THE WEEK」に選出。2016年に本書に基づくBBCのドキュメンタリー番組に出演し話題を呼ぶ。
訳者略歴
山田美明(やまだ・よしあき)
英語・フランス語翻訳家。東京外国語大学英米語学科中退。訳書にラーソン『ミレニアム』、ピケティ『格差と再配分』(以上共訳、早川書房刊)、ロッダム『僕はゴッホ』、バージェス『食い尽くされるアフリカ』、ダベンポート&カービー『AI時代の勝者と敗者』、他多数。
0005209713
この商品についてのレビュー