パリは燃えているか?〔新版〕 下
商品詳細
創立70周年記念作品
沢木耕太郎氏(作家)推薦
「現代ノンフィクションにおける叙述スタイルの革命は、この著者の、この作品から始まったのだ」
柳田邦男氏(ノンフィクション作家)感嘆
「戦後70年の間に世界で書かれてきたすぐれた戦史ドキュメントの中で十指に入る作品だ」
(本書解説より)
ヒトラーの破壊命令によってパリに危機が迫っていた。抵抗運動は勢いを増し、市街で激しい戦闘が繰り広げられた。自由フランス軍を率いるドゴールは、連合軍とともに一路パリ入城を目指す。作家ヘミングウェイは従軍記者団に加わり、解放の瞬間に立ち会うべくパリに向かう。砲弾が飛び交う文化の都は、戦火の荒波に翻弄されて――膨大なインタビューや資料をもとに、世紀のドラマを再現したベストセラー。解説/柳田邦男
ラリー・コリンズ
Larry Collins
1929年、アメリカのコネティカット州生まれ。イェール大学を卒業後、UPI、《ニューズウィーク》の特派員として北アフリカ、中東、ヨーロッパの各地で活躍。1954年にパリでラピエールと知り合い意気投合。1965年に発表した本書は、半世紀近くを経てもなお読み継がれる名著であり、同名映画化もされている。本書につづきラピエールとの共著で発表したノンフィクション『さもなくば喪服を』『おおエルサレム!』『今夜、自由を』、小説『第五の騎手』も世界中でベストセラーとなった。単著では小説『怒りの核ミサイル』(以上早川書房刊)を発表。2005年没。
ドミニク・ラピエール
Dominique Lapierre
1931年フランス生まれ。《パリ・マッチ》誌の特派員としてヨーロッパ、アメリカ、アジアで活躍。熱心な慈善家としても知られ、81年にはインドに子どものための人道支援団体を設立、スラム街のハンセン病患者の救済に尽力している。
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