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ソロモンの指環
ジャンル:ポピュラー・サイエンス 伝記/評論 ユーモア エッセイ 雑学/教養 
シリーズ:
ソロモンの指環
動物行動学入門
Er redete mit dem Vieh,den Vogeln und den Fischen
コンラート・ローレンツ(著)
日高 敏隆(訳)
ISBN:978-4-15-208738-6 刊行日:2006/06/23
1,785円
〈ハヤカワ・ポピュラー・サイエンス〉ノーベル賞受賞者にして動物の最も良き理解者が、ユーモアと共感豊かに綴る永遠の名作。読みやすい活字の新装版で登場。
孵卵器のなかでハイイロガンのヒナが卵から孵った。小さな綿毛のかたまりのような彼女は大きな黒い目で、見守る私を見つめ返した。私がちょっと動いてしゃべったとたん、ガンのヒナは私にあいさつした。こうして彼女の最初のあいさつを「解発」してしまったばかりに、私はこのヒナに母親として認知され、彼女を育てあげるという、途方もない義務を背負わされたのだが、それはなんと素晴らしく、愉しい義務だったことか……「刷り込み」理論を提唱し、動物行動学をうちたてた功績でノーベル賞を受賞したローレンツ博士が、溢れんばかりの歓びと共感をもって、研究・観察の対象にして愛すべき友である動物たちの生態を描く。
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