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ホーム > お知らせリスト >第五回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞選考結果

お知らせ

第五回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞選考結果 (2018/01/15)

2018年1月12日(金)に第5回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞の選考会が、今村忠純、鹿島 茂、高橋 豊、辻原 登、の4氏により行われ、『荒れ野』に決定しました。
本賞は選考委員と批評・評論家の劇評意欲を最も奮い立たせる優秀な演劇作品を顕彰するもので、受賞作はその年のなかから1作品にあたえられます。早川書房と公益財団法人 早川清文学振興財団が主催しています。受賞作には正賞として演劇雑誌「悲劇喜劇」に因んだ賞牌、副賞100万円が贈られます。3月28日(水)に東京・信濃町の明治記念館にて贈賞式を行ないます。詳しい選考過程の採録、選考委員それぞれが推薦する作品の劇評を「悲劇喜劇」5月号(4月7日発売)に掲載します。


■受賞作の紹介

穂の国とよはし芸術劇場PLAT、アル☆カンパニー
(主催=公益財団法人豊橋文化振興財団)
 

荒れ野


左より、小林勝也、中尾諭介、多田香織、平田満、増子倭文江、井上加奈子(撮影:伊藤華織)



穂の国とよはし芸術劇場は、開館5年目を迎えた。芸術文化アドバイザーである平田満とともに、鶴屋南北戯曲賞を受賞するなど注目の劇作家・演出家であるKAKUTAの桑原裕子が作・演出を手掛けた、豊橋発のオリジナル作品『荒れ野』。

――とある団地の一室。ニュータウンのショッピングセンターから火災が発生し、近接した一戸建てに住む哲央と妻・藍子、娘・有季の三人家族が、哲央の幼馴染である路子の部屋に避難してきた。いっぽう路子の部屋には老人・広満と青年・ケン一が出入りし、奇妙な同居生活が行なわれていた。偶然にも一つ屋根の下で過ごすことになった一夜を舞台に、揺れ動く人間模様を描く。


作・演出=桑原裕子/美術=田中敏恵/照明=相良浩司/音響=藤田赤目/衣装=石川俊一/演出助手=友佳/舞台監督=金安凌平/イラスト=agoera/宣伝写真=伊藤華織/宣伝美術=共田慎性、中川裕樹、山本訓之/制作進行=プリエール/制作=矢作勝義、大橋玲、上栗陽子/主催=公益財団法人豊橋文化振興財団/共催=豊橋市/企画制作=穂の国とよはし芸術劇場PLAT、アル☆カンパニー/出演=平田満、井上加奈子、増子倭文江、中尾諭介、多田香織、小林勝也
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