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お知らせ
ピュリッツァー賞、全米図書賞、アーサー・C・クラーク賞受賞作『地下鉄道』発売中 (2017/12/11)
2016年に発売されるやいなや絶賛が集まったコルソン・ホワイトヘッドの長篇『地下鉄道』。このたび、待望の邦訳が、作家の谷崎由依さんの翻訳で刊行されました。
奴隷制が存在した19世紀のアメリカで、自由を求めて旅する奴隷コーラが直面する恐怖と希望を描いた、きわめて今日的な物語。優れた文芸小説に与えられるピュリッツァー賞、全米図書賞に加え、アーサー・C・クラーク賞も受賞。アカデミー賞映画「ムーンライト」のバリー・ジェンキンス監督による映像化も決定。絶望しながらも決してあきらめない少女コーラの強いまなざしが胸を打つ、感動作です。
「すごい」――バラク・オバマ
「買いなさい、そして知人友人のためにもう一冊買いなさい、なぜなら胸を打つ最後のページを読んだら、すぐに誰かと話したくなるだろうから」――オプラ・ウィンフリー
「1930年代に収集された元奴隷たちの語りの“事実”の冷酷な迫力があり、また、トニ・モリスンの『ビラヴド』、ユーゴーの『レ・ミゼラブル』、ラルフ・エリソンの『見えない人間』の響きがあり、そしてまた、ホルヘ・ルイス・ボルヘス、フランツ・カフカ、ジョナサン・スウィフトの味わいも感じられる。アメリカの過去とアメリカの現在を理解するためには欠かせない物語だ」――ミチコ・カクタニ(ニューヨーク・タイムズ)
「緊張感に満ちて生々しく、希望がある物語であり、皆で分かち合ってずっと忘れないでいたい作品だ」――ピープル誌
「偉大な文学というのが何をすべきか思い出させてくれる作品。つまり、我々の目を開き、問いかけ、終わりには我々を完全に変えている」――エスクワイア誌
「時間を超越する傑作であり、今日的な傑作でもある。現代のための本、現代に必要な本だ」――バズフィード
『地下鉄道』
コルソン・ホワイトヘッド、谷崎由依訳、早川書房(46判上製単行本)
「歴史の生々しい再現をめざす物語に、あえて途方もない虚構を放り込む。その大胆さに驚き、その成果にもっと驚く。」――柴田元幸氏 推薦!