お知らせ
人生がときめく〈婚活時代小説〉刊行します (2016/05/24)
江戸の時代に一人の少女がおりました。
札差の娘であるその少女おまきは、7歳の時にかどわかされそうになります。
ああ、私はどこかに連れ去られてしまうのね。諦めかけたその時――
一人の青年が彼女を助け出てくれたのです。
「わたし、この人と結婚する」幼い心におまきはそう決めました。
しかし相手は颯爽とその場を去ってしまい、どこの誰だかわからずじまい。
時は過ぎ、おまきは23歳になっていました。
江戸時代としてはもうほとんどが結婚をする年齢。やむなく親の薦めで「婚活」をするのですが……
自分を救ってくれた男性を一途に想い続けるおまきがとっても愛らしい作品です。
寝ても覚めても愛するあの人を考え、大好きなおまんじゅうをたらふく食べ、またあの人のことを考える……
いま、恋にときめきたい読者にぴったりです。おまきと一緒に猪突猛進な恋を楽しみましょう。