お知らせヨハン・テオリンの傑作ミステリ『夏に凍える舟』刊行＆著者来日！ （2016/03/09） スウェーデンの人気作家ヨハン・テオリンの〈エーランド島四部作〉の最終巻、『夏に凍える舟』が発売されました。 エーランド島に美しい夏がやってきた。島でリゾートを経営する富裕なクロス一族の末っ子ヨーナスは、海辺で過ごす二年ぶりの夏に心躍らせていた。しかしある夜、ボートでひとり海にこぎだした彼の目の前に、幽霊船が現われる。やっとのことで陸に戻ったヨーナスは、元船長イェルロフのボートハウスの扉をたたく。少年から話を聞いたイェルロフは、不吉な予感を覚える……。 一方その少し前、復讐を誓うある男が島に帰りついていた。 記憶と思いを丹念に描き上げた〈エーランド島四部作〉をしめくくる傑作長篇です。 そしてこのたび、スウェーデン大使館の招聘により、翻訳ミステリー大賞授賞式にあわせ、ヨハン・テオリンの来日が決定いたしました。詳細は下記をご覧ください。 http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/20160224/1456300799 〈エーランド島四部作〉 『黄昏に眠る秋』 スウェーデン推理作家アカデミー賞最優秀新人賞、英国推理作家協会（CWA）賞最優秀新人賞受賞作 『冬の灯台が語るとき』 スウェーデン推理作家アカデミー賞最優秀長篇賞、CWA賞インターナショナル・ダガー賞、「ガラスの鍵」賞受賞作 『赤く微笑む春』 『夏に凍える舟』 また、現在発売中の「GRANTA JAPAN with 早稲田文学 03」には、ヨハン・テオリンの短篇が掲載されています。あわせてお楽しみください。  |
