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今すぐ実践したい!『コカ・コーラ流 100年企業の問題解決術』 (2015/09/17)
コカ・コーラ社といえば、来年で創業130年となる超老舗企業です。シンプルだけれど独特の個性を持つロゴ、金庫で厳重に保管されている秘密のレシピ、シュワ〜ッと広がるあの爽やかな味。「昔から変わらない」という安心感がコカ・コーラにはあります。
ところが意外にも、コカ・コーラ社は「つねに変化している」企業でもあるのです。
コカ・コーラ社は、いまや世界200カ国以上に展開しています。販売しているドリンクは3500種類を超え、飲料水(ミネラルウォーターなど)だけでも100種類ほどあります。
このように「スケール(規模)」をどんどん拡大していくなかで、課題となったのが「アジリティ(敏捷性)」です。
今日まで人気だった商品が、明日には消費者にそっぽを向かれてしまう。新規参入者が現れれば、市場シェアを一気に奪われてしまう。こうした市場の変化に、機敏かつ柔軟に対応し、つねに変身することがいま求められています。これは、どの業界でも同じではないでしょうか。
「スケール」と「アジリティ」の両方を実現してくれるのが、「デザイン」です。デザインといえば、「見た目の良さ」を意味すると思うかもしれませんが、じつはデザインは「問題解決」を目的としているのです。
本書では、コカ・コーラ社の129年の歴史からさまざまな事例を取り上げ、「デザイン」でどう問題解決してきたかを解説しています。大企業の経営から、少人数のチームワークまで、今すぐ採り入れられるヒントがきっと見つかるはずです。