『津波の霊たち』がラスボーンズ・フォリオ賞を受賞  
早川書房より邦訳刊行しているノンフィクション『津波の霊たち――3・11死と生の物語』(リチャード・ロイド・パリー著、濱野大道・訳、2018年1月刊。原書Ghosts of the Tsunami)が、2018年の「ラスボーンズ・フォリオ賞」に選ばれました。

同賞は2013年に始まった「フォリオ賞」を前身とする英国の文学賞で、前年に英語で出版されたあらゆるジャンルの作品(児童書を除く)を対象とし、著者の国籍も問いません。

60作の1次候補の中から、小説とノンフィクション両方を含む8作の最終候補に絞られ、5月8日に選考委員の3人の作家によって最優秀作品として本書が選出され、ロンドンの英国図書館で授賞式が行なわれました。
 
本書は、2011年3月の東日本大大震災における津波により、74人の児童と10人の教職員が犠牲になった大川小学校の悲劇と、東北の被災地で相次ぐ「心霊現象」の深層に、6年越しの取材で迫るノンフィクションです。

著者のロイド・パリー氏は、英《タイムズ》紙のアジア編集長・東京支局長を務めており、在日期間が20年に及ぶ日本通の英国人ジャーナリストです。受賞により、国際的にもますます注目を集める本書を、ぜひこの機会にご覧ください。


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日付 : 2018/05/09 照会 : 2895
 
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