「重力波」がノーベル物理学賞を受賞! 偉業の舞台裏を明かす『重力波は歌う』好評発売中!  
2017年のノーベル物理学賞が発表されました。
受賞したのは、ライナー・ワイス、キップ・ソーン、バリー・バリッシュの3氏。いずれも、重力波を史上初めて観測した国際研究チーム「LIGO(ライゴ)」の中心メンバーです。
重力波の観測により「全く新たな宇宙の世界を切り拓いた」と評価されました。
 
好評発売中の『重力波は歌う』(ジャンナ・レヴィン著、田沢恭子・松井信彦訳、ハヤカワ・ノンフィクション文庫)は、重力波観測の舞台裏に迫る一冊です。受賞した3氏をはじめとする関係者への直接取材にもとづき、各人の生い立ち、科学者としてのキャリア、そしてLIGOが発足しチームとして重力波の観測を目指すようになってからの波瀾の道のりが、余すことなく描かれています。
 
日本の重力波観測施設KAGRA(かぐら)の中心的なメンバーで、LIGOの創立にも初期から携わった川村静児教授(東京大学宇宙線研究所)は、「本書は研究者間の理想と理想のぶつかりあいと、それにもかかわらず最終的には重力波の初検出という偉業を成し遂げた過程を、まさに、『こんなことまで言っていいのか』と心配になってくるほどに忠実に描いたドキュメンタリーである」と評して下さいました(文庫版解説より)。
 
次々と現れる技術上の難関、理論畑・実験畑それぞれの天才の試行錯誤と確執、予算獲得のための政治的駆け引き。
そうしたすべてを経て今回の受賞にいたったことを思うと、胸が熱くなります。
是非お手に取ってご覧ください。
 
★訳者あとがきはこちら
 https://note.mu/hayakawashobo01/n/n6e84e7193bf4

★川村静児教授による文庫版解説はこちら
http://honz.jp/articles/-/44426(HONZ)


 
 
 
日付 : 2017/10/04 照会 : 3477
 
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